事例ホームセンター大手企業埼玉県2019年〜更新: 2026/6/20 12:42
カインズ
この事例の概要
社名
カインズ
業種
ホームセンター
所在地
埼玉県
従業員・事業所数
大手企業
ストーリー
ホームセンターが『メディア企業』になった理由
①主人公
カインズ 高家正行社長
②目標
価格競争から脱却し、DIY文化で選ばれるホームセンターになる
③障害
- ⚔EC・ニトリ・無印との競合
- ⚔ホームセンター業界の成熟
- ⚔価格競争の限界
売り方の5W2H — 何を変えたか
?Why — なぜこの売り方に変えたのか
EC・ニトリ・無印の伸長で商品価格と品揃えだけでは差別化できず来店動機が薄れていたため、商品を売る場から『DIY体験と暮らし方を発信する場』へ売り方を再定義する必要があった。
商品ではなく『暮らしを自分で作る体験』を売るメディア型ホームセンターへ転換した。
| 軸 | Before(変更前) | After(変更後) | |
|---|---|---|---|
Who 売り手 | 商品単価重視の購入客 | DIYや暮らしを楽しみたいファン | |
What 売り物 | 工具・建材・日用品(モノ) | DIY体験+使いこなしコンテンツ+商品 | |
When タイミング | 必要な物がある時 | DIYやレシピを楽しみたい時 | |
Where 売り場 | 店舗のみ | 店舗+アプリ+オウンドメディア | |
How 売り方 | 陳列と価格訴求 | 工房・ワークショップ+メディア発信 |
Before
商品の価格と品揃えで競争するホームセンター。
After
DIYコミュニティ+デジタル基盤を備えた『暮らしの編集企業』へ。会員数・客単価ともに伸長。
導入前の課題
ホームセンター業界は EC やニトリ・無印良品との競合で来店動機が薄れ、価格・品揃え勝負では差別化が困難になっていた。
採用したアプローチ
会員アプリ『CAINZ』とDIY情報メディア『となりのカインズさん』を立ち上げ、商品販売だけでなく DIYの楽しみ方や使いこなしを発信。店舗にはDIY工房やワークショップを設置し『暮らしを自分で作る』体験価値を売る業態へ転換。
他社が真似する際の学び
- •商品ではなく『使いこなし体験』を売る
- •オウンドメディアで来店動機を作る
- •アプリで顧客データを資産化
出典
https://www.cainz.com/corporate/news/同じ業種の他の事例
ビール製造・販売
株式会社ヤッホーブルーイング
大手ビールメーカーが市場の99%を占める中、広告宣伝費も営業網も持たない小さなクラフトビールメーカーが生き残ることは極めて困難だった。かつての「地ビールブーム」崩壊の記憶も新しく、ニッチでマニアックな飲料というイメージを払拭し、新たな販路を開拓する必要があった。
クラフトビール製造
ヤッホーブルーイング
地ビールブームの終焉後、卸売中心のビジネスでは大手の価格競争に巻き込まれ低迷。差別化されたブランドであっても認知が広がらず、売上が低迷していた。
眼鏡小売
メガネスーパー(ビジョナリーホールディングス)
JINS・Zoffなど低価格SPAの台頭で、中価格帯の既存メガネチェーンは存在意義を失い、メガネスーパーも7期連続赤字に転落していた。
