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売り方2026/9/9

面白法人カヤックが語る「ゲームフル」の力:行動心理学で社会課題を解決

結論(先に要点)

面白法人カヤックの「おもしろ突破塾」講師を務める板井綾子氏が、「ゲームフル」の概念と活用事例を紹介しました。ゲームフルとは、行動心理学に基づき、人が無意識に行動を変える仕掛けをビジネスや社会課題解決に応用する手法です。名刺を使った記憶定着の工夫や、水門点検、自動車部品技術の訴求といった具体例を通じて、エンターテイメントだけでなく、実社会での効果的な活用法が示されています。

この記事のポイント

  • 名刺での記憶定着:
  • 名刺の裏面に、表面と同じ名前で一文字だけ異なる漢字を差し込むことで、「間違い探し」のように自然と名刺に注目させ、正しい名前を記憶させる。
  • 水門点検の参加促進「水門アクアリウム」:
面白法人カヤックが語る「ゲームフル」の力:行動心理学で社会課題を解決

面白法人カヤックが提供する「おもしろ突破塾」の講師、板井綾子氏が、カヤックのコンテンツ制作の秘訣「手の内」を語っています。

異業種からの転身と変わらない「筋肉」

板井氏は元ネイリストからカヤックのプロデューサーに転身し、現在は「ゲームフル」チームの事業部長を務めています。一見すると全く異なるキャリアに見えますが、彼女は「お客様の『こうなりたい』という要望に対し、自身の技術や知識、解決策を組み合わせて形にする」という本質的な仕事の姿勢はネイリスト時代と変わらないと語ります。相手の願望をヒアリングし、最適な要素を組み合わせてアウトプットする能力は、キャリアを通じて常に鍛えられてきた「筋肉」であると考えています。

「ゲームフル」とは行動心理学に基づく仕掛け

カヤックが提唱する「ゲームフル」とは、単なるエンターテイメントとしてのゲームではなく、ゲーム体験の中に散りばめられた「人が気づかぬうちに行動を変えてしまう仕掛け」そのものを指します。これは行動心理学に基づいたもので、その要素を取り出し、世の中の様々な課題に応用することを目的としています。

「ゲームフル」の活用事例

「ゲームフル」の手法は、ビジネスから社会課題解決まで多岐にわたります。具体的な事例として、以下の2つが紹介されています。

  • 名刺での記憶定着:
    • 名刺の裏面に、表面と同じ名前で一文字だけ異なる漢字を差し込むことで、「間違い探し」のように自然と名刺に注目させ、正しい名前を記憶させる。
  • 水門点検の参加促進「水門アクアリウム」:
    • IHIインフラスクエアの「水門点検人材の高齢化とコスト」という課題に対し、一般の人々が水門に興味を持ち、点検に参加してもらうためのプロジェクト。
    • ウォークラリー形式のアプリを作成し、指定スポットで水門の写真を撮ると、アプリ内で魚が集まり、自分だけの水槽が完成するという仕掛けを導入。
    • 「集めたい」という人間の本能を利用し、参加者の回遊行動を促すことで、試作段階から目標参加人数を達成。
  • 自動車部品技術の理解促進:
    • 自動車モビリティ関連会社JTEKTが持つ何百もの要素技術を、一般に分かりやすく伝え、「モビリティを超えた社会課題解決」を訴求する目的。
    • 要素技術を組み合わせて敵(社会課題)を倒すカードゲーム風のコンテンツを制作。
    • ジャパンモビリティショーのブースで展開し、子どもたちが夢中になることで、目標を超える体験人数を記録。

これらの事例から、「ゲームフル」が単なる遊びではなく、人々の行動や意識を自然に変化させる強力なツールであることが示されています。

参考リンク

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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