非常用浄水器「コッくん飲めるゾウ ミニ」を検証、約3分で濁った水を透明に
「防災ギア実証ラボ」が、非常用浄水器「コッくん飲めるゾウ ミニ」の検証を実施しました。災害時の飲料水確保における「重い」「かさばる」「コストがかかる」といった備蓄水の課題に対し、非常用浄水器が有効な解決策となり得るかを検証。結果、工具・電源なしで約3分で組み立てが完了し、水道水に土を混ぜて濁らせた原水が、目視で透明な水として吐出されることを確認しました。停電時でも使用できる手動蓄圧式で、操作も簡単でした。
この記事のポイント
- 検証対象: コッくん飲めるゾウ ミニ(MJMI-02/株式会社ミヤサカ工業)
- 検証日: 2026年8月21日
- 検証場所: 「防災ギア実証ラボ」渋谷本社内

非常用浄水器「コッくん飲めるゾウ ミニ」検証結果
キャンピングカー株式会社が運営する「防災ギア実証ラボ」は、株式会社ミヤサカ工業の非常用浄水器「コッくん飲めるゾウ ミニ」(品番:MJMI-02)の検証を実施しました。
検証の背景と目的
災害時の飲料水備蓄には、「重い」「かさばる」「賞味期限管理と買い替えコスト」といった課題があります。非常用浄水器はこれらの課題を解決する手段として注目されますが、実際の使用感に関する情報が不足していました。
「防災ギア実証ラボ」は、非常用浄水器の組み立て手順や操作負荷、浄水能力を具体的に示すため、「コッくん飲めるゾウ ミニ」を対象に、購入者と同じ視点での実機検証を行いました。
検証概要
- 検証対象: コッくん飲めるゾウ ミニ(MJMI-02/株式会社ミヤサカ工業)
- 検証日: 2026年8月21日
- 検証場所: 「防災ギア実証ラボ」渋谷本社内
- 使用原水: 水道水に屋外花壇の土を混ぜて濁らせた模擬原水
- 検証項目:
- 組み立ての所要時間と難易度
- 加圧操作の負荷
- 浄水前後の見た目の変化
- 記録方法: 全工程を静止画で撮影
※本検証は特定の条件下での結果であり、実際の使用感や浄水結果は水質・気温・使用環境によって変わります。透明であることは飲用の安全性を保証するものではありません。メーカーは専門機関で水質検査を実施し、安全性を確認していますが、生活排水や有害物質を含む水は浄水対象外です。
検証結果の所感
■1. 工具不要、開封から約3分で組み立て完了
- 同梱物はタンク本体、フィルターカートリッジ、コック、エアーポンプ(本体装着済み)のみで構成されていました。
- 組み立ては、給水口シールの剥がし、フィルターカートリッジをコックに差し込み、コックを給水口にねじ込む3ステップで、工具は一切不要でした。
- コックの開閉ノブには「出」「止」の刻印があり、暗所でも操作が迷いにくい設計です。
- 所要時間は撮影時間を除き約3分でした。
■2. 手動ポンプのみで加圧、電源不要
- 本製品は電動ポンプを使わず、手動エアーポンプでタンク内を加圧する「蓄圧式」です。
- 停電時や屋外など、電気が使用できない状況でも使用できる点が特徴です。
- ポンプを5~6往復させるだけで圧が上がり、大きな力は不要で片手で簡単に加圧できました。
■3. 濁った原水が透明に
- 目視で濁りや浮遊物のある模擬原水をタンク上部の注水口から投入しました。
- 加圧後にコックを開栓すると、吐出された水は目視で濁り・浮遊物が確認できない状態に変化していました。
- 浄水後の水は透明度が高く、原水との明らかな違いが確認できました。
まとめ:備蓄から「つくる」選択肢へ
備蓄水は購入、保管、定期的な交換といったランニングコストがかかります。一方、非常用浄水器は雨水や風呂水など、手元にある水を活用できる点で、備蓄の考え方を変える可能性を秘めています。今回の検証では、「コッくん飲めるゾウ ミニ」が特別な技能や電源なしで扱える製品であることが確認されました。
検証対象製品の概要
- 品名/品番: コッくん飲めるゾウ ミニ/MJMI-02
- メーカー: 株式会社ミヤサカ工業
- 参考価格(税抜): 29,800円
- 使用フィルター: ゴミ取りプレフィルター、活性炭フィルター3層、大型MF中空糸膜フィルター(0.1μmより大きい不純物の除去)
- 浄水能力: 約250L/時(0.05MPa加圧時)
- 総浄水量(参考): ペットボトル水など:5,000L / プール水・貯水タンク水など:3,000L以上 / 入浴後の風呂水など:約200~300L
- 加圧方式: 手動式(専用エアーポンプ)
- サイズ・重量: 幅220×奥行330×高さ500mm / 約2kg / タンク容量約17L
- フィルター寿命: 5年目安(未使用時)
「防災ギア実証ラボ」について
「防災ギア実証ラボ」は、防災/アウトドアECサイト「アウトドア119」が運営しています。アウトドア実践者やバイヤー経験者などが中心となり、実際の利用シーンを想定して防災ギアを実証。「本当に使いやすいか」「災害時に役立つか」「初心者でも扱えるか」といった視点で商品を検証し、その結果を動画や記事で発信しています。埋もれた良品を発掘し、その価値を正しく伝えることで、「売れている商品」ではなく「本当に役立つ商品」が選ばれる市場を目指しています。
参考リンク
- 元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000175731.html
- 製品ページ: https://outdoor119.net/products/detail/103
- アウトドア119 オンラインショップ: https://outdoor119.net/
- キャンピングカー株式会社: https://camping-car.co.jp/
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