AI2026/8/25
防衛・航空専門用語に特化!AI音声認識モデル「shirushi-defense」登場
結論(先に要点)
Nishika株式会社は、防衛・航空分野の専門用語に特化したAI音声認識モデル「shirushi-defense」をリリースしました。このモデルは、防衛白書や航空法などから約4,000語の専門用語を学習しており、従来のAIでは誤変換が多かった固有名詞の認識誤り率を約56%削減します。期間限定でAI議事録ツール「SecureMemo」の無償オプションとして提供され、機密性の高い会議の議事録作成DXを支援します。
この記事のポイント
- 専門用語に特化: 自社開発の音声認識モデルをベースに、防衛白書、航空法、日本機械学会の用語集など公開情報源から約4,000語の防衛・航空専門語彙を再学習させています。
- 正確なテキスト化: 装備、機体、材料力学、航空管制などの専門用語について、従来の汎用AIでは避けられなかった誤変換を正確にテキスト化することが可能です。
- 名詞の認識精度向上: 防衛・航空用語を含む独自データセットでの評価において、名詞の認識誤り率(noun-WER)が18.6%から8.2%へと約10ポイント改善し、誤り率を56.0%削減しました。文字誤り率(CER)も63.6%削減しています。

Nishika株式会社は、防衛・航空分野における会議の議事録作成や技術報告のDXを加速するため、専門用語に特化したAI音声認識モデル**「shirushi-defense」**をリリースしました。
「shirushi-defense」の概要
- 専門用語に特化: 自社開発の音声認識モデルをベースに、防衛白書、航空法、日本機械学会の用語集など公開情報源から約4,000語の防衛・航空専門語彙を再学習させています。
- 正確なテキスト化: 装備、機体、材料力学、航空管制などの専門用語について、従来の汎用AIでは避けられなかった誤変換を正確にテキスト化することが可能です。
開発背景:防衛・航空分野の「言葉の壁」
防衛関連企業や航空分野の現場では、極めて専門性の高い用語が日常的に使われます。従来の音声認識AIでは、これらが一般的な同音異義語に置き換わることが多く、議事録の修正に多大な時間を要していました。また、医療分野と異なり、防衛・航空分野には一元化された標準用語辞書が存在しないという課題がありました。
Nishikaはこれらの課題を解決するため、複数の公開情報源から専門用語を抽出し、読み仮名の整備や表記ゆれの解消を行った独自の防衛用語辞書(約4,000語)を構築し、モデルの再訓練を実施しました。
「shirushi-defense」の特徴と性能向上
- 名詞の認識精度向上: 防衛・航空用語を含む独自データセットでの評価において、名詞の認識誤り率(noun-WER)が18.6%から8.2%へと約10ポイント改善し、誤り率を56.0%削減しました。文字誤り率(CER)も63.6%削減しています。
- 一般的なビジネス会議の精度も向上: 特定分野への特化学習による「破滅的忘却」(他の分野の精度劣化)は発生せず、一般的なビジネス会議音声の評価においても従来モデル比でCERが44.7%削減されました。これにより、同一モデルで専門会議と通常の社内会議の両方に対応可能です。
- 文章単位での改善: 防衛分野の評価データ813件のうち、44.9%の発話で精度が改善し、悪化は4.4%にとどまりました。
提供形態とキャンペーン情報
- 期間限定の無償オプション: Nishikaが提供するAI議事録ツール「SecureMemo」(オンプレミス型)の期間限定無償オプションとして提供されます。
- SecureMemoの特長: 外部ネットワークから遮断されたオンプレミス環境で動作し、機密性の高い会議内容を安全に処理・保存できます。高精度な文字起こし、オフラインでの自動要約生成、多言語対応、自動話者識別などの機能を備えています。
- 無償トライアル: 無償トライアルも利用可能です。
参考リンク
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