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キャンペーン2026/7/22

赤城乳業「ガツン、とみかん」CM、ガリガリ君想起で話題化する記憶設計

結論(先に要点)

赤城乳業は「ガツン、とみかん」の新テレビCM「ガのつくアイス」篇を放映しました。このCMでは、同社の看板商品「ガリガリ君」をあえて連想させる構成で視聴者の関心を引き、最終的に「ガツン、とみかん」を印象づけるという記憶設計が採用されています。江頭2:50さんを起用し、彼の「ガリガリ君を超えたい」という過去の発言も企画背景に活用。ガリガリ君の強力な認知度を入り口として活用しつつ、赤城乳業ブランド全体の接触機会を増やすことを目的とした戦略的なCMです。

この記事のポイント

  • ガリガリ君: 楽しさや遊び心を象徴
  • ガツン、とみかん: みかん果肉のおいしさや満足感を訴求
  • 元記事URL: https://www.advertimes.com/20260722/article551216/
赤城乳業「ガツン、とみかん」CM、ガリガリ君想起で話題化する記憶設計

赤城乳業は、2026年7月13日から19日にかけて、「ガツン、とみかん」の新テレビCM「ガのつくアイス」篇を放映しました。このCMは、タレントの江頭2:50さんを起用し、彼と「ガツン、と」シリーズのコラボレーションは今回で5年目を迎えます。

ガリガリ君を”引き”に活用するCM戦略

今回のCMの大きな特徴は、同じ赤城乳業の主力商品である「ガリガリ君」を想起させる構成です。具体的には、CM冒頭で「ガのつくアイスといえば……」と呼びかけ、多くの視聴者がガリガリ君を思い浮かべた直後に、江頭さん扮する「ガツガツ君」が登場し、「ガツン、とみかん」へと誘導しています。

一見すると、ガリガリ君の圧倒的な認知度にかき消されてしまうリスクがあるように思えます。しかし、制作側はむしろガリガリ君の強すぎる認知度を「入口」として活用するという逆転の発想で企画を進めました。これにより、視聴者の記憶に強く残るCM設計が図られています。

企画の背景:江頭2:50の挑戦とファンの獲得

この企画の背景には、江頭さんが自身のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」内で、「ガリガリ君を超えたい」と発言していたことがあります。赤城乳業は、江頭さんとの5年目の節目に、彼のファン層「あたおか」に「ガツン、とみかん」を手に取ってもらう新たな企画を模索していました。

ガリガリ君の強力なブランド力を利用して「ガツン、とみかん」のプロモーションを行うことは、一見すると無謀とも思えます。しかし、赤城乳業マーケティング部の佐藤信一氏は、「一見すると無謀。しかし、だからこそ応援したくなる。そんな江頭さんらしい挑戦であれば、多くの方に楽しみながら参加していただけるのではないかと考えた」と語っています。

ブランド間の相乗効果を狙う

赤城乳業は、ガリガリ君と「ガツン、とみかん」を異なるブランド資産を持つ商品と位置付けています。

  • ガリガリ君: 楽しさや遊び心を象徴
  • ガツン、とみかん: みかん果肉のおいしさや満足感を訴求

これらの商品は購入理由やターゲット層が異なるため、需要の食い合いは限定的だと分析されています。今回のCMは、どちらか一方の商品顧客を奪い合うのではなく、赤城乳業ブランド全体への接触機会を増やし、相乗効果を生み出すことを狙っています。ガリガリ君にとっても、看板ブランドとしての存在感を再確認させ、SNSや動画コンテンツを通じて若年層との関係性を強める機会にもなると考えられています。

参考リンク

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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