若手の離職を防ぐ「空白の10年」問題とは?富山で開催されたインナーブランディングセミナー開催報告
株式会社イマジナが富山で開催したセミナーで、若手の離職や次世代リーダー育成の課題について報告されました。待遇改善だけでは解決しない現代の課題に対し、「空白の10年」という独自の視点から、入社後の教育における課題を指摘。企業が「人」に向き合い、会社の存在意義(理念)を社員に語り、共感を生み出すインナーブランディングの重要性を強調しました。
この記事のポイント
- 「『空白の10年』という言葉にハッとさせられました。中間層への教育を見直したい」(製造業)
- 「待遇改善の限界を感じていた中で、『会社にいる意味を語る』という本質的な解決策に大きなヒントを得た」(建設・不動産業)
- 元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000587.000048039.html

若手離職の鍵は「空白の10年」:イマジナが富山でインナーブランディングセミナー開催
企業のブランディング・組織開発を手掛ける株式会社イマジナは、2026年9月2日に富山で「ブランディングセミナー in 富山」を開催しました。本セミナーでは、現代企業が抱える若手社員の離職や次世代リーダーの育成難といった課題に対し、入社後の教育における「空白の10年」という視点から、人に向き合う組織づくりの本質を解説しました。
開催背景:賃上げ・休日増でも人が辞めていく理由
全国の企業のうち98%が人材育成に課題を抱えています。多くの企業が賃上げや休日増といった待遇改善を行っているにもかかわらず、若手が昇進を避ける現状があります。実際に「管理職になりたくない若者」は約83%にものぼるといいます。
イマジナでは、この問題の核心は待遇面ではなく、「自社で働く意味」を見失っていることにあると分析し、持続的な成長のためのインナーブランディング(企業が自社の理念やビジョンを社内に浸透させる活動)の重要性を伝えるためにセミナーを開催しました。
セミナーのハイライト:若手社員の定着と育成の核心
■1. 若手社員をむしばむ「空白の10年」問題
多くの企業では、入社時(22歳頃)には新人研修があり、35〜45歳になれば管理職研修が用意されています。しかし、その間の約10年間、「会社があなたに何を期待しているのか」を明確に伝える教育を行っている企業は、大手を含めてもわずか12%にすぎません。この「教育の空白期間」が、将来の幹部候補たちが目標を見失う原因となっていると指摘されました。
■2. 辞めていく本当の理由:「この会社にいる意味を、誰も語らなかった」
中堅社員が離職する決定的な要因は、給与や待遇への不満だけではありません。「会社がどこへ向かっているのか」「自分の仕事がどう貢献しているのか」が不明確なことによる「意味の喪失」が大きく影響しています。セミナーでは、会社の存在意義(企業理念やビジョン)を社員に語り、共感を醸成するコミュニケーションの重要性が強調されました。
■3. 「人に向き合う会社こそ、伸びていく」
優れた経営戦略や新しい人事評価制度を導入しても、それを社員が「本気でやり抜けるか」が成果を左右します。イマジナは、累計3,000社以上の組織づくりの実績や、ハーバード大学、ケンブリッジ大学などの研究機関との提携で培った知見から、制度の整備よりも「人」と徹底的に向き合うことこそが、最も強力な成長戦略であると結論付けました。
参加者の声
富山の経営者や人事担当者からは、以下のような反響がありました。
- 「『空白の10年』という言葉にハッとさせられました。中間層への教育を見直したい」(製造業)
- 「待遇改善の限界を感じていた中で、『会社にいる意味を語る』という本質的な解決策に大きなヒントを得た」(建設・不動産業)
今後の展開
株式会社イマジナは今後も全国各地でセミナーを開催し、社員一人ひとりが「やり抜く力」と「会社への貢献意欲」を持てる組織づくりを支援していく方針です。
参考リンク
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