老舗文具店が『意味を売る』新業態へ 福井県に旗艦店をオープン
創業76年のホリタ文具が、福井県越前市に新業態の旗艦店「HORITA BUNGU Flagship」を2026年9月15日にオープンします。デジタル化の進展により商品がどこでも買える時代に合わせ、単なる「モノ」ではなく「意味」を売る専門店へとビジネスモデルを転換。外資系グローバル企業でブランドマーケティング経験を持つCBO(最高ブランド責任者)有田貴美江氏と、ステーショナリーディレクター土橋正氏と連携し、「編集型MD」と呼ばれる新しい商品構成で、文具の本質的価値を提案します。
この記事のポイント
- 背景: AI進化やデジタル技術の普及、EC市場拡大により、「商品を販売する場所」以上の価値が専門店に求められている。一方で、創造性や手書きの時間、人とのつながりなど、効率だけではない価値への注目が高まっている。
- 目指す未来: 文具を単なる消耗品ではなく、人の思考や感情、暮らしを豊かにする「意味を持つ道具」と捉え、一人ひとりの暮らしに合わせた新しい価値を提案するブランドへと進化する。
- ビジュアルアイデンティティの一新: ブランドの世界観や価値をより明確に伝えるため、ブランドロゴおよびビジュアルアイデンティティ(VI)を刷新。

老舗文具店が「意味を売る」新しいビジネスモデルへ転換
株式会社ホリタ(ホリタ文具)は、創業76年の歴史を持つ文具専門店です。デジタル化が進み、商品がいつでもどこでも購入できる現代において、文具専門店のあり方を見つめ直し、「モノ」ではなく「意味」を売るビジネスモデルへの転換を図ります。
新旗艦店「HORITA BUNGU Flagship」が2026年9月オープン
ホリタ文具は、この新しいビジネスモデルを具現化する旗艦店「HORITA BUNGU Flagship(ホリタ文具フラッグシップ)」を、2026年9月15日に福井県越前市にオープンします。この店舗は、これからの文具専門店のあり方を実践・検証する「実験的拠点」と位置づけられています。
■ブランド戦略の刷新
- 背景: AI進化やデジタル技術の普及、EC市場拡大により、「商品を販売する場所」以上の価値が専門店に求められている。一方で、創造性や手書きの時間、人とのつながりなど、効率だけではない価値への注目が高まっている。
- 目指す未来: 文具を単なる消耗品ではなく、人の思考や感情、暮らしを豊かにする「意味を持つ道具」と捉え、一人ひとりの暮らしに合わせた新しい価値を提案するブランドへと進化する。
- ビジュアルアイデンティティの一新: ブランドの世界観や価値をより明確に伝えるため、ブランドロゴおよびビジュアルアイデンティティ(VI)を刷新。
■独自の「編集型MD」を導入
旗艦店の中核となるのが、独自の「編集型MD(マーチャンダイジング=商品構成)」です。これは、文具の本質的価値を以下の5つの視点で捉え、顧客のライフスタイルや価値観に合わせて文具を提案する商品編成の考え方です。
- 自己表現
- 思考の可視化
- 感性
- 習慣・儀式性
- コミュニケーション
例えば、「手紙を書く時間」というテーマで、これまで別々に並んでいた便箋・インク・万年筆などを組み合わせて提案します。これにより、商品のカテゴリーではなく、目的やシーンを起点に文具を選ぶ楽しさを提供します。
この編集型MDの実装には、ステーショナリーディレクターの土橋正氏が協力しています。
■年間テーマ「自分と向き合う時間を、ひらく」
HORITA BUNGU Flagshipでは、ブランドが提案する価値を一年を通して届けるため、年間テーマとして「自分と向き合う時間を、ひらく」を掲げます。
- 自分と向き合う: 文具を通して自分の考えや感情と向き合う時間。
- 時間: 効率や便利さだけでは測れない、一人ひとりの暮らしにおける価値。
- ひらく: その時間を通して新たな気づきや可能性をひらき、文具の価値そのものを広げていくこと。
■専門家の参画
- 代表取締役社長 堀田敏史: 第2回アトツギ甲子園で中小企業庁長官賞(最優秀賞)を受賞した3代目社長。
- 取締役CBO(最高ブランド責任者)有田貴美江: ルイ・ヴィトン、アマゾン、ロレアルなどの外資系グローバル企業でブランドマーケティングを歴任。ホリタ文具のブランド戦略を統括。
- ステーショナリーディレクター 土橋正: 文具のプロデュースや売り場ディレクションを手掛ける専門家。
今後の展開
2026年9月11日には、報道関係者向けのプレスデーが開催され、「HORITA BUNGU Flagship」の全貌が初公開される予定です。
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