売り方2026/9/13
老人ホームの空室状況、「満室・順番待ち」は首都圏が最多4.4%で地方は2.9%
結論(先に要点)
みんなの介護研究所の調査によると、老人ホーム見学者の「満室・順番待ち」に関する声は、首都圏で4.4%と5地域圏中最も高く、その他地方の2.9%と比較して1.5ポイントの差がありました。中京圏も4.2%と高い水準で、施設の絶対数だけでは空室状況を説明できない実態が浮き彫りになりました。都市部で施設を探す際は、複数施設への早めの問い合わせと空室状況の継続的な確認が重要です。
この記事のポイント
- 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉): 4.4%が「満室・順番待ち」に触れ、5地域圏中最多でした。
- その他地方: 2.9%で5地域圏中最も低く、首都圏との差は1.5ポイントです。
- 中京圏(愛知): 4.2%と首都圏に次ぐ高さで、施設数の少なさとは逆の結果となりました。

老人ホーム空室状況、地域圏ごとの「満室・順番待ち」の割合
株式会社クーリエの「みんなの介護研究所」が実施した調査により、老人ホームの見学者が「満室・順番待ち」に言及する割合が地域圏によって異なることが判明しました。この調査は、2025年9月から2026年8月に「みんなの介護」経由で見学し、アンケートに回答した人を対象に行われました。
■調査結果のポイント
- 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉): 4.4%が「満室・順番待ち」に触れ、5地域圏中最多でした。
- その他地方: 2.9%で5地域圏中最も低く、首都圏との差は1.5ポイントです。
- 中京圏(愛知): 4.2%と首都圏に次ぐ高さで、施設数の少なさとは逆の結果となりました。
- 関西圏(大阪・京都・兵庫): 3.0%と中間的な水準にとどまりました。
- 地方主要4都市(札幌・仙台・広島・福岡): 3.4%と中間的な水準でした。
この結果から、都市部に施設が多いからといって必ずしも選択肢が多いわけではなく、「満室感」が高い地域があることが示されています。
■みんなの介護研究所 所長 武智弘樹氏のコメント
武智弘樹氏によると、首都圏と中京圏の「満室感」が高い一方で、関西圏が3.0%と意外に低い点が注目されます。これは「都市の施設数が多い=満室感が高い」という単純な仮説が成り立たないことを示唆しており、都市構造や施設密度、人口流入パターンが「空室感」の体験を左右していると考えられます。
そのため、希望する施設への入居を検討している場合は、複数の施設に早めに問い合わせを開始し、空室状況の変動を継続的に確認することが重要であるとアドバイスしています。
■調査概要
- 調査実施日: 2026年9月13日
- 調査対象サイト: 「みんなの介護」
- 調査対象: 2025年9月~2026年8月に「みんなの介護」経由で老人ホームを見学し、見学アンケートに回答した人(全施設種別合算)
- 調査機関: みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
- 調査手法: 自社アンケートデータの集計
- 算出方法: 回答者を見学した施設の所在都道府県をもとに5つの地域圏に分類し、自由記述の回答に「満室」「空きがない」「待機」「順番待ち」のいずれかの語を含む回答の割合を算出しました。
- 回答数: 合計19,924件
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