事例2026/8/26
第一実業、データセンターの電力供給「短納期化」と「PUE 1.1未満」実現へ
結論(先に要点)
総合機械商社の第一実業は、生成AIの普及で急拡大するデータセンター(DC)市場に対し、電力供給の「短納期化」と電力効率「PUE 1.1未満」の実現を目指すソリューションを提案しています。DC新設の課題である電力網整備待ちによる事業遅延を、独自の電源供給網と液冷技術の統合で解消し、環境負荷低減と運用コスト抑制に貢献します。シンガポールで開催される「Data Centre World Asia」でこれらの技術を紹介予定です。
この記事のポイント
- 系統電力に依存しない電源確保: 既存の都市ガスインフラを活用する燃料電池(SOFC)を組み合わせることで、自律的な電源確保を可能にします。
- 設備供給の短納期化: グローバル調達力を生かし、非常用発電機や燃えない準固体電池搭載UPS(無停電電源装置)などの電源バックアップ設備を短納期で供給。事業者の機会損失を最小限に抑え、DCの早期稼働を支援します。
- 高性能CDU(冷却液分配装置): データセンターの省電力化と高密度サーバーの効率的な冷却を両立します。

第一実業は、生成AIの普及により拡大するデータセンター(DC)市場向けに、電源供給の短納期化と電力効率の改善を両立するソリューションを展開しています。
データセンター市場への統合技術提案
同社は、データセンター運営における主要な課題である「電力待ち」による事業遅延と、サーバーの大電力化に伴う発熱量増加や環境負荷増大を解決する統合システムの構築を推進しています。
2026年9月にシンガポールで開催される「Data Centre World Asia」にて、以下の技術を提案する予定です。
「電力待ち」を解消する独自の電源供給網
データセンター新設のボトルネックとなっている、送電網整備待ちによる工期遅延を解消するため、第一実業は独自の電源供給網を提供します。
- 系統電力に依存しない電源確保: 既存の都市ガスインフラを活用する燃料電池(SOFC)を組み合わせることで、自律的な電源確保を可能にします。
- 設備供給の短納期化: グローバル調達力を生かし、非常用発電機や燃えない準固体電池搭載UPS(無停電電源装置)などの電源バックアップ設備を短納期で供給。事業者の機会損失を最小限に抑え、DCの早期稼働を支援します。
液冷技術の統合で「PUE 1.1未満」を実現へ
AIサーバーから発生する膨大な熱の処理には、冷却システムの最適化が不可欠です。同社は、商社の枠を超えたエンジニアリング体制で、以下の冷却技術を提供します。
- 高性能CDU(冷却液分配装置): データセンターの省電力化と高密度サーバーの効率的な冷却を両立します。
- 液冷却配管設計・放熱制御技術: 総合熱エンジニアリングにより、高度な液冷技術を提供します。
- ハイブリッド冷却システム: 液冷技術に排熱回収技術を連動させ、発電時の熱を無駄なく利用します。これにより、PUE(Power Usage Effectiveness:電力使用効率の指標。1.0に近いほど高効率)1.1未満という世界トップクラスの数値目標達成を目指し、環境負荷低減と運用コスト抑制のニーズに応えます。
出展概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示会名 | Tech Week Singapore Data Centre World Asia |
| 開催期間 | 2026年9月29日(火)~30日(水) 10:00 - 17:00 |
| 場所 | Marina Bay Sands Expo & Convention Centre, Singapore |
| 小間番号 | Marina Bay Sands B2 ブースL30 |
| 公式WEBサイト | https://www.singaporetechnologyweek.com/data-centre-world |
参考リンク
元記事: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000126055.html
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