事例2026/9/2
第一三共ヘルスケア、緊急避妊薬「ノルレボ」で実現した店舗検索体験
結論(先に要点)
第一三共ヘルスケアは、市販化された緊急避妊薬「ノルレボ」の取扱店を生活者がスムーズに見つけられるよう、ONE COMPATHの「買えるお店マップ」を活用。厚生労働省の公開リストを基に、商品の特性に合わせてカスタマイズした検索システムを構築しました。これにより、購入までの導線を最適化し、必要な人が安心して製品にアクセスできる「見つけられる安心」を提供しています。
この記事のポイント
- 緊急避妊薬の特性: 「ノルレボ」は服用できる時間に限りがあり、必要とする人がなるべく早く取扱店にアクセスすることが重要です。
- 販売要件: 市販薬ではあるものの、すべての薬局・ドラッグストアで購入できるわけではなく、研修修了薬剤師の配置やプライバシー確保設備など、厚生労働省が定める一定の要件を満たす店舗に限られます。
- 情報提供の改善: 厚生労働省のWebサイトで取扱店リストが公開されていますが、住所が並んだ一覧では生活者にとって探しにくいため、よりわかりやすい仕組みが求められていました。

「買えるお店マップ」が支える緊急避妊薬「ノルレボ」の店舗検索体験
第一三共ヘルスケアは、2026年2月に市販化された緊急避妊薬「ノルレボ」の販売において、必要な人が取扱店へ迅速にたどり着けるよう、ONE COMPATH社の「買えるお店マップ」を導入しました。
導入の背景と課題
- 緊急避妊薬の特性: 「ノルレボ」は服用できる時間に限りがあり、必要とする人がなるべく早く取扱店にアクセスすることが重要です。
- 販売要件: 市販薬ではあるものの、すべての薬局・ドラッグストアで購入できるわけではなく、研修修了薬剤師の配置やプライバシー確保設備など、厚生労働省が定める一定の要件を満たす店舗に限られます。
- 情報提供の改善: 厚生労働省のWebサイトで取扱店リストが公開されていますが、住所が並んだ一覧では生活者にとって探しにくいため、よりわかりやすい仕組みが求められていました。
「買えるお店マップ」の活用とカスタマイズ
第一三共ヘルスケアは、法人向け店舗検索サービス「買えるお店マップ」を採用。このサービスは、商品を販売する店舗を地図上で検索できる機能を提供します。
- データソースの変更: 通常、「買えるお店マップ」はメーカーの納入実績をもとに構築されますが、「ノルレボ」では厚生労働省が定期的に公開・更新する販売可能店のリストを基礎としました。
- データ精度の向上: 公開された住所情報をそのまま地図に反映すると、表記の揺れなどにより正確な位置が特定できない場合があります。このため、ONE COMPATH社は住所情報を一つずつ確認し、地図上の正確な位置に反映させる作業を実施しました。
- 継続的な情報更新: 「ノルレボ」発売当初は隔週で、現在も定期的に更新される取扱店リストを、データ確認と反映を工夫しながら、いち早く生活者へ提供しています。
購入までの導線設計
「ノルレボ」の「買えるお店マップ」は、単に店舗を表示するだけでなく、購入までの行動をサポートするよう設計されています。
- 来店前の確認促し: 検索結果を表示する前に、薬剤師の在勤状況や在庫を電話で確認するよう促す通知画面を設けました。
- 連絡先の明示: 店舗情報には開局情報や電話番号を掲載し、検索後すぐに連絡できるよう配慮しています。これは、来店時に薬剤師が不在であったり、在庫切れであったりする可能性を考慮し、無駄足にならないようにするためです。
- 社会インフラとしての機能: ONE COMPATH社は、「ノルレボ」の事例を、単なる購買支援ツールとしてだけでなく、服用希望者を取扱店に繋ぐ「社会インフラ」として機能するものと捉えています。
「見つけられる安心」の提供
販売場所が限定される商品にとって、生活者が取扱店を容易に探せる環境は「見つけられる安心」につながります。第一三共ヘルスケアは、製品を知ってもらうだけでなく、購入できる場所まで正確に案内することで、商品と生活者の間の「ラストワンマイル」を埋め、安心して製品にアクセスできる状態を作ることが企業の責任であると考えています。
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