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事例2026/9/24

立川市×『とある魔術の禁書目録』コラボ、16年で経済効果U字回復

結論(先に要点)

東京都立川市は、アニメ『とある魔術の禁書目録』(通称『とある』シリーズ)とのコラボレーションを2010年から16年間継続しています。テレビ放送終了後に一時来訪者数が落ち着いたものの、2026年には過去最高の来訪者数を更新し、経済効果はU字回復を見せています。この成功は、アニメに似た風景があることをきっかけに、ライセンスビジネスの専門家であるグルーヴガレージの協力や、地域を巡るスタンプラリーなどの地道な取り組みを継続した結果です。

この記事のポイント

  • テレビアニメ『とある魔術の禁書目録』に、立川市に似た風景が登場したことがきっかけです。
  • 当時の立川観光協会の担当者が、テレビ番組で「アニメ・コミックの舞台で行きたい場所」として立川が3位にランクインしているのを見て、コラボを打診しました。
  • コラボ開始当初、立川市にはIPコラボの実績がなく、協会も進め方が分からない状態でした。
立川市×『とある魔術の禁書目録』コラボ、16年で経済効果U字回復

立川市と『とある』シリーズのコラボレーション

立川観光コンベンション協会(前身:立川観光協会)は、2010年からアニメ『とある魔術の禁書目録』および派生作品「『とある』シリーズ」とのコラボレーションプロジェクト「とある自治体の地域振興」を実施しています。2026年現在、このコラボレーションは16年目を迎え、テレビ放送終了後に一時的な勢いの低下が見られたものの、2026年には過去最高の来訪者数を記録し、経済効果がU字回復しています。

コラボレーションの経緯と成功要因

■コラボ開始のきっかけ

  • テレビアニメ『とある魔術の禁書目録』に、立川市に似た風景が登場したことがきっかけです。
  • 当時の立川観光協会の担当者が、テレビ番組で「アニメ・コミックの舞台で行きたい場所」として立川が3位にランクインしているのを見て、コラボを打診しました。

■初期課題と専門家の活用

  • コラボ開始当初、立川市にはIPコラボの実績がなく、協会も進め方が分からない状態でした。
  • 版権元であるアスキー・メディアワークスへの初回の打診は難航しました。
  • アニメ制作委員会から、ライセンサーと協力してアニメグッズの企画・販売を行う「グルーヴガレージ」という会社が紹介されました。
  • グルーヴガレージは、ライセンスビジネスの基礎を教え、版権元と協会の橋渡し役となりました。

■好事例に学ぶ施策

  • アニメに詳しくない担当者が、他自治体のIPコラボ事例を参考にしました。
  • 地域を自然に巡ってもらうための施策として「スタンプラリー」を導入しました。

■継続的なイベント実施

  • 「とある街中の名刺収集(カードラリー)」は、立川市内のイベント「たちかわ楽市」内で実施されたラリーイベントです。2026年度の企画では、6年ぶりにリアルの名刺カードが配布され、対象店舗10カ所のうち8カ所以上を回った参加者には特典が贈られました。
  • 2026年2月には「コースターラリー」も実施されました。

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藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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