生成AIクリエイティブの「炎上」回避策とは?レベルファイブ事例から考える
ゲーム会社のレベルファイブが発表した一部映像に生成AI使用の疑いが広がり、同社が謝罪する事態に発展しました。これにより、クリエイティブにおける生成AI活用への不信感が社会的に高まっています。一方で、東京シティ競馬やコロプラのように、生成AIを積極的に活用しつつ好意的な反応を得ている事例もあり、生成AIクリエイティブにおける「炎上」回避のポイントは、その使用意図や情報公開のあり方にあると考えられます。
この記事のポイント
- AI使用への批判:発表会後、一部映像について国内外から生成AI使用の指摘が広がり、同社の日野晃博社長は12日に謝罪、17日には会社として対応を発表しました。
- イメージイラストへの疑念:「妖怪ウォッチ2 覇道」のイメージイラストについても、不自然な描写(電線、自動販売機など)からAI使用の疑いが広まりました。レベルファイブは、電線は手描き、自動販売機などは人的ミスによるディテール省略の結果だと説明しています。
- 不信感の拡大:一部映像での安易なAI使用が、制作物全体への不信を招いたとレベルファイブは説明しており、ゲーム内容そのものにはAIを直接使用していないことも明言しました。

生成AIクリエイティブと「魔女狩り」問題
近年、生成AI(人工知能)を使った広告やクリエイティブが、意図しない批判を浴びる事例が増えています。特に、生成AIの使用が明確でないクリエイティブに対しても、「AIが使われたのではないか」という疑念から批判が広がる現象が見られ、一部ではこれを「魔女狩り」と表現する声もあります。
■レベルファイブの事例
ゲーム開発会社のレベルファイブは、2026年9月17日に公開したオンライン発表会「LEVEL5 VISION 2026 II」の一部PV(プロモーションビデオ)で生成AIを使用したことを認め、謝罪しました。同社は、一部映像で「安易なAI使用をしてしまった」と説明し、今後はユーザーに直接届ける映像でのAI直接使用を避ける方針を示しています。
- AI使用への批判:発表会後、一部映像について国内外から生成AI使用の指摘が広がり、同社の日野晃博社長は12日に謝罪、17日には会社として対応を発表しました。
- イメージイラストへの疑念:「妖怪ウォッチ2 覇道」のイメージイラストについても、不自然な描写(電線、自動販売機など)からAI使用の疑いが広まりました。レベルファイブは、電線は手描き、自動販売機などは人的ミスによるディテール省略の結果だと説明しています。
- 不信感の拡大:一部映像での安易なAI使用が、制作物全体への不信を招いたとレベルファイブは説明しており、ゲーム内容そのものにはAIを直接使用していないことも明言しました。
■バースデイの事例
しまむらグループのベビー・子ども用品店「バースデイ」が投稿した商品画像も、生成AIの使用が疑われ物議を醸しました。乳児の顔が似ている点や、文字・商品デザインの不自然さからAI生成が指摘されましたが、同社は生成AIの使用を認めていません。しかし、AI使用を疑う声が批判に繋がった事例として注目されています。
「焼かれない」ためのヒント:TCKの事例
生成AIを使ったクリエイティブが必ずしも批判されるわけではありません。東京シティ競馬(TCK)のCMは、「生成AIで競馬CMつくってみた」とAI活用を前面に打ち出し、視聴者から「面白い」と好意的な反応を得ました。この事例から、AIの使用を隠さず、むしろそのプロセス自体をコンテンツとして見せることで、ユーザーの理解や共感を呼ぶ可能性があることが示唆されます。
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