AI2026/9/9
生成AIの検索利用率、初の50%超え 約6割がAI推奨から購入・利用
結論(先に要点)
サイバーエージェントの調査により、生成AIの検索利用率が2026年8月期に52.3%と初めて50%を超えました。これは2025年5月の初回調査から約1年3カ月で31ポイント増加した結果です。一方で、検索エンジンの利用率は緩やかに低下しています。利用者の約半数(46.6%)が検索の半分以上を生成AIに切り替え、特に比較・検討目的での利用が顕著です。さらに、AIのおすすめをきっかけに商品・サービスを購入・利用した経験がある人が58.7%に上り、AIが購買行動に大きな影響を与えていることが明らかになりました。
この記事のポイント
- 利用率の増加:AI Modeを含む生成AIの検索利用率は52.3%となり、2025年5月の調査開始以来、初めて50%を超えました。
- 過去との比較:2025年5月の初回調査では21.3%でしたが、約1年3カ月で31ポイント上昇しています。
- 検索エンジンの動向:一方、従来の検索エンジンの利用率は86.9%で、2025年5月の91.9%から緩やかに低下傾向にあります。

サイバーエージェントは2026年9月4日に、「生成AIのユーザー利用実態調査」2026年8月期の結果を発表しました。
生成AIの検索利用率が50%超え
- 利用率の増加:AI Modeを含む生成AIの検索利用率は52.3%となり、2025年5月の調査開始以来、初めて50%を超えました。
- 過去との比較:2025年5月の初回調査では21.3%でしたが、約1年3カ月で31ポイント上昇しています。
- 検索エンジンの動向:一方、従来の検索エンジンの利用率は86.9%で、2025年5月の91.9%から緩やかに低下傾向にあります。
検索行動の生成AIへの移行
- 切り替え状況:検索エンジンと生成AIの両方を利用する人のうち、検索の「半分以上」を生成AIに切り替えた人は46.6%に達しました。これは2025年5月調査の30.1%から16.5ポイントの増加です。
- 目的別利用:すべてのジャンルや検討段階で生成AIの利用割合が拡大しています。
- 日常的な検索で最初に生成AIを使う割合は、「情報収集」が22.6%、「行動移行」(具体的な行動に移るための検索)が24.6%で、いずれも20%を超えました。
- 特に「比較・検討」での利用が目立ち、候補商品の価格比較(15.5%)、旅行の宿泊施設比較(14.8%)、物件条件比較(14.5%)など、情報収集時を上回る利用率を示しています。
AIの推奨が購買・利用行動に影響
- AI回答後の行動:
- 生成AIの回答に表示されたURLをクリックし、詳しく調べた経験がある人は61.0%です。
- AIから勧められた商品やサービスを自分でさらに検索した経験がある人は77.3%に上ります。
- 購買・利用への影響:AIのおすすめをきっかけに、実際に商品を購入したり、サービスを利用したりした経験がある人は58.7%でした。この割合は約6割の水準を維持しており、AIの回答が消費者の購買・利用行動に与える影響が定着していることがうかがえます。
企業にとっての意味合い
企業は、従来の検索結果だけでなく、生成AIの回答の中で自社の商品やサービスがどのように提示されるかも、新たな購買接点として考慮する必要があります。
調査概要
- 調査期間:2026年8月7日~10日
- 対象者:全国の15~69歳の男女9278人
- 方法:インターネット調査
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