売り方2026/8/13
環境省の方針転換受け、どうぶつ基金が意見書と公開質問状を提出
結論(先に要点)
公益財団法人どうぶつ基金は、環境省が「イエネコ」「イヌ」への名称変更を見送る方針を示したことを受け、追加署名828筆(累計72,604筆)と共に意見書と公開質問状を提出しました。これは7万筆を超える署名の成果である一方、「ノネコ」「ノイヌ」の表記が維持されたことで、現場での動物の区別が困難であることや、リストとしての機能性が損なわれるといった課題が残されています。どうぶつ基金は、犬猫がすべて「愛護動物」であるとし、リストからの完全除外を目指し、引き続き活動を継続する方針です。
この記事のポイント
- 専門家も認める矛盾と現実
- ノネコとノラネコ、飼い猫を区別する手段がない: 複数の専門委員から、ノネコ、ノラネコ、飼い猫の実態としての区別は不可能であり、外来種対策としての捕獲推進には問題があるとの指摘がありました。
- 「ノネコ」「ノイヌ」表記の機能性欠如: 「ノネコ」のみの掲載ではリスト作成の意義が損なわれ、「イエネコ」「イヌ」と記載すべきとの意見も出ています。特に「ノラネコ」が含まれないことが最大の問題とされています。

環境省の方針転換とどうぶつ基金の対応
公益財団法人どうぶつ基金は、2026年8月7日に開催された「第6回生態系被害防止外来種リストの見直しに係る検討会」の傍聴結果に基づき、同年8月13日、環境省に対し意見書と公開質問状を提出しました。
■「イエネコ」「イヌ」への名称変更見送り
今回の検討会では、「ノネコ」から「イエネコ」へ、「ノイヌ」から「イヌ」への表記変更が見送られる方向となりました。どうぶつ基金は、これを7万筆を超える署名活動の成果であると評価しています。
■残された根深い課題
一方で、検討会での議論からは、以下の課題が浮上しています。
- 専門家も認める矛盾と現実
- ノネコとノラネコ、飼い猫を区別する手段がない: 複数の専門委員から、ノネコ、ノラネコ、飼い猫の実態としての区別は不可能であり、外来種対策としての捕獲推進には問題があるとの指摘がありました。
- 「ノネコ」「ノイヌ」表記の機能性欠如: 「ノネコ」のみの掲載ではリスト作成の意義が損なわれ、「イエネコ」「イヌ」と記載すべきとの意見も出ています。特に「ノラネコ」が含まれないことが最大の問題とされています。
■どうぶつ基金の主張
どうぶつ基金は、犬や猫は場所に関わらず「愛護動物」であり、すべて動物愛護管理法で守られるべきであるという立場を堅持しています。
そのため、「ノネコ」「ノイヌ」も含め、これらを外来種リストから完全に除外すべきだと主張。この根深い問題を曖昧にせず解決するため、12項目にわたる公開質問状を提出しました。
■今後の活動
今回の「イエネコ、イヌ指定の見送り」は通過点であり、どうぶつ基金は引き続き署名活動を行い、命の線引きに怯えることのない未来を目指して環境省への働きかけを継続するとしています。
参考リンク
- 元記事: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000033795.html
- 生態系被害防止外来種リストへの「ノネコ」「ノイヌ」「イエネコ」「イヌ」の掲載に関する意見書: https://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2026/08/6d69b758a440d88637d71ee1d7836974.pdf
- 公開質問状: https://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2026/08/5f3672ad260b6a7bac7c369bb1dc1a20.pdf
- 署名ページ: https://c.org/N764qhWJQq
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