現代美術館ラビットホール 『イシカワコレクション展』後期展示が10月2日スタート
現代美術館ラビットホールで「イシカワコレクション展:Hyperreal Echoes」の後期展示が2026年10月2日より始まります。フィリップ・パレーノやピエール・ユイグなど7作家による9作品が新たに追加され、「現実とは何か?」というテーマを問い直すコンセプチュアルアートが紹介されます。会期は2028年春頃まで続き、建築家・青木淳によるユニークなリノベーション空間でアートと建築の共鳴を体験できます。
この記事のポイント
- フィリップ・パレーノ
- ピエール・ユイグ
- M/M (Paris)

現代美術館「ラビットホール」にて、2026年10月2日(金)から「イシカワコレクション展:Hyperreal Echoes」の後期展示がスタートします。この展覧会は、「現実と虚構の境界を揺るがす様々な表現」をテーマに、公益財団法人石川文化振興財団が運営する美術館で開催されます。
後期展示の主な内容
後期展示では、以下の7作家による9作品が新たに追加されます。これらの作品は、私たちが「現実」と認識しているものの成り立ちや、現代社会における現実と虚構の関係性を深く問い直すものです。
- フィリップ・パレーノ
- ピエール・ユイグ
- ミカ・タジマ
- ヤン・ヴォー
- 小泉明郎
- M/M (Paris)
- ウーゴ・ロンディノーネ
■注目の作品例
- フィリップ・パレーノ:「蛍」をモチーフに、人間の創り出したイメージとコンピューターのアルゴリズムを重ね合わせ、生命の一連をアニメーション作品として表現します。
- ミカ・タジマ:労働から生まれる音やエネルギーをデジタル・ジャカード織機で織り上げ、音の情報と糸の物理的な秩序を結びつけます。
- ピエール・ユイグ:架空のキャラクターや模型を用いた映像で、現実と虚構の境界を曖昧にし、作品自体が世界を生成する様子を描きます。
展覧会テーマ「ハイパーリアル」について
「ハイパーリアル」とは、現実が記号やシミュレーションに置き換えられ、オリジナルがない複製(シミュラークル)が主流になる状況を指します。SNSなどによる情報が現実認識に与える影響を考える上で重要な概念であり、現代美術作家たちはこのテーマに先進的に取り組んでいます。
ラビットホールの黒澤浩美ディレクターは、本展が現代美術における物質化と非物質化のエッセンスを捉え、言葉、物質、非物質の関係性を暗示する作品を通して、時代の関心事を反映し続けると述べています。
会場情報
- 施設名称:ラビットホール(THE RABBIT HOLE)
- 住所:岡山県岡山市北区丸の内2丁目7-7
- 開館日:木曜日〜日曜日、祝日
- 開館時間:10:00-17:00(最終入場16:30)
- 休館日:月曜日〜水曜日(祝日の場合は開館)
- 入館料:大人1,500円(18歳以下無料)
- 会期:2026年10月2日(金)から2028年春頃まで継続予定
建築空間の魅力
ラビットホールは、建築家・青木淳氏がリノベーションを手がけたユニークな空間です。かつて林原家のゲストハウスとして建てられ、その後岡山映像ライブラリーセンターとして使われていた「ポストモダン建築」を改修しました。この空間は、場所が持つ歴史や財団のビジョンを織り込み、「work in progress」をコンセプトにした「生きた美術館」として、現代美術の鑑賞体験を一層深めます。
参考リンク
- 元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000157780.html
- ラビットホール公式Web: https://www.ishikawafoundation.org/project/rh/
- ラビットホール公式SNS: https://www.instagram.com/therabbithole_okayama/
- チケット購入URL: https://ticket.ishikawafoundation.org/#/
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