事例2026/9/17
湯川秀樹博士旧宅「京都大学下鴨休影荘」が歴史的建築の再生で「第67回BCS賞」を受賞
結論(先に要点)
長谷工コーポレーションが事業に携わった「京都大学下鴨休影荘(湯川秀樹博士旧宅)」が、第67回BCS賞を受賞しました。築90年以上の老朽化した住宅建築を、丁寧な調査と行政との連携により保全・再生し、湯川博士ゆかりの空間と庭園景観を次世代に継承した点が評価されました。この施設は、国内外の研究者交流拠点として活用されています。
この記事のポイント
- 昭和35年(1960年)に創設された賞。
- 良好な建築資産の創出、文化の進展、地球環境保全に貢献することを目的に、毎年優秀な建築作品を表彰しています。
- 「第67回BCS賞」では、75作品の応募の中から、京都大学下鴨休影荘を含む15作品が受賞しました。

「第67回BCS賞」受賞について
株式会社長谷工コーポレーションが建築主として事業に携わった「京都大学下鴨休影荘(湯川秀樹博士旧宅)」が、一般社団法人日本建設業連合会の「第67回BCS賞」を受賞しました。
■BCS賞とは
- 昭和35年(1960年)に創設された賞。
- 良好な建築資産の創出、文化の進展、地球環境保全に貢献することを目的に、毎年優秀な建築作品を表彰しています。
- 「第67回BCS賞」では、75作品の応募の中から、京都大学下鴨休影荘を含む15作品が受賞しました。
■受賞理由
審査では以下の点が特に高く評価されました。
- 下鴨の閑静な住宅街に位置する築90年を超える老朽化した住宅建築を、丁寧な解体調査と継続的な行政との協議により保全・再生したこと。
- 湯川秀樹博士ゆかりの建築空間と主庭の風景が守られ、文化的な記憶の継承と地域景観の発展的継承を両立させたこと。
京都大学下鴨休影荘(湯川秀樹博士旧宅)について
この再生事業は、日本人初のノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹博士が晩年を過ごした旧宅を、京都大学の迎賓施設として再生したものです。
■事業の目的と活用
- 博士の功績・足跡を後世に伝え、科学・技術・芸術の発展、人材育成に資する施設として有効活用すること。
- 完成後は国内外の研究者交流拠点として活用されており、社会的・学術的価値の高い建築物となっています。
■プロジェクト体制
- 建築主: 国立大学法人京都大学・株式会社長谷工コーポレーション
- 設計: 株式会社安藤忠雄建築研究所
- 施工: 株式会社細田工務店(長谷工グループ)・株式会社安井杢工務店(創業元禄元年(1688年)の伝統的木造建築を得意とする工務店)
- 長谷工コーポレーションが土地・建物を取得し、設計・施工を合わせて京都大学へ寄付することで事業が実現しました。
■建築の特徴
- 旧宅の座敷・書斎・応接間をそのまま残しつつ、円形ロビーなど新旧融合のデザインを採用しています。
- 伝統技術と現代技術を融合させ、難工事に挑戦しました。
- 庭園や蔵など歴史的価値の高い資産も保存し、地域との調和も重視されています。
■施設概要
- 所在地: 京都市左京区
- 敷地面積: 745.41㎡
- 延床面積: 358.18㎡(改修後)
- 構造・規模: 木造2階建
- 工期: 2023年4月~2024年3月
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元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000128890.html
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