売り方2026/10/3
株式会社商船三井の多岐にわたる事業活動:環境対応船開発から地域貢献まで
結論(先に要点)
株式会社商船三井は、入社式社長挨拶から環境負荷低減技術の開発、災害支援、文化・教育活動まで、多岐にわたる事業活動を展開しています。特に、世界初の3元燃料仕様鉱石専用船参画やウインドチャレンジャー搭載LNG船の命名、大型商船向け水素燃料エンジンの陸上運転試験成功など、環境に配慮した技術開発に注力。また、神戸港コンテナターミナル拡張や船舶管理会社の統合により事業基盤を強化しつつ、ミュージアムを通じた教育活動や災害支援、AI活用による運航効率化にも取り組んでいます。
この記事のポイント
- 3元燃料仕様鉱石専用船への参画: 世界で初めて、3種類の燃料を使用できる21万重量トン型鉱石専用船を用いた輸送プロジェクトに参画し、環境負荷低減に貢献しています。
- ウインドチャレンジャー搭載LNG船の命名: 風力を補助推進力として利用する「ウインドチャレンジャー」を搭載したLNG船を命名し、燃費効率の向上とCO2排出量削減を目指しています。
- 大型商船向け水素燃料エンジンの陸上運転試験成功: 世界で初めて、大型商船用の水素燃料エンジンの陸上運転試験に成功。将来のゼロエミッション船実現に向けた重要な一歩と位置づけられています。

株式会社商船三井は、海運事業を基盤としつつ、環境技術開発、地域社会への貢献、人材育成、DX推進など、幅広い分野で活動を展開しています。PR TIMESで公開されているプレスリリースから、その多様な取り組みが伺えます。
環境・技術革新への取り組み
- 3元燃料仕様鉱石専用船への参画: 世界で初めて、3種類の燃料を使用できる21万重量トン型鉱石専用船を用いた輸送プロジェクトに参画し、環境負荷低減に貢献しています。
- ウインドチャレンジャー搭載LNG船の命名: 風力を補助推進力として利用する「ウインドチャレンジャー」を搭載したLNG船を命名し、燃費効率の向上とCO2排出量削減を目指しています。
- 大型商船向け水素燃料エンジンの陸上運転試験成功: 世界で初めて、大型商船用の水素燃料エンジンの陸上運転試験に成功。将来のゼロエミッション船実現に向けた重要な一歩と位置づけられています。
- 国内CCS事業向け液化CO₂輸送船の基本設計承認(AiP)取得: 国内のCO2回収・貯留(CCS)事業を支援するため、標準型の低圧液化CO2輸送船の基本設計承認を取得しました。
- AIプラットフォームによる船舶運航の意思決定高度化: 日本IBMと共同で、船舶運航の意思決定を高度化するAIプラットフォームを開発。データに基づいた効率的な運航を実現し、燃料費削減や安全性向上に貢献します。
- CO2除去技術の実証に向けたMOU締結: 日立、JALと共同で、沖縄県久米島にて国内初となるCO2除去技術の実証に向けた覚書を締結しました。
事業基盤の強化と社会貢献
- 神戸港コンテナターミナル「KICT」の拡張完了: 日本最大級の神戸港コンテナターミナル「KICT」の拡張を完了し、物流機能の強化と効率化を図っています。
- 船舶管理会社6社の統合: グループ内の船舶管理会社6社を統合し、効率的な運航体制と管理体制を構築しました。
- 新クルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA」が就航: 新しいクルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA」が就航し、新たな海の旅を提供しています。
- 北極域研究船「みらいⅡ」の運航業務受託: 海洋研究開発機構(JAMSTEC)の北極域研究船「みらいⅡ」に関する運航業務委託契約を締結しました。
- 災害支援活動: 令和8年熊本地震への支援として、グループ募金・マッチング寄付や水循環型シャワー等の設置支援を実施し、被災地復旧に貢献しています。
- 教育・文化活動: 商船三井ミュージアム「ふねしる」にて、航海士・機関士と直接話せるイベント「船教室」の開催や開業1周年記念特別展『せんいんになろう展』など、海事知識の普及と次世代育成に力を入れています。
- ESG評価: GPIFが採用するESG指数(FTSE、MSCI)に継続選定されており、持続可能性への取り組みが評価されています。
- 統合報告書の発行: 「MOL REPORT 2026」を発行し、邦船社として初のTCFD・TNFD統合レポートを公表するなど、透明性の高い情報開示を行っています。
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