AI2026/9/14
東京・西多摩の企業が学生とAIで業務改善、産学官金連携プロジェクト成果発表会
結論(先に要点)
青梅法人会は、東京・西多摩地域の中小企業と学生がAIを活用して業務改善に取り組む「省人化・省力化チャレンジプロジェクト」の成果発表会を2026年9月19日に開催します。22の大学・専門学校から集まった学生40名・18チームが、17業種61の業務課題に対しAIで解決策を提案。地域の企業が同様の改善に取り組めるかという再現性と、地域社会への意義を重視し、8市町村の首長らが審査します。AIを活用した「小さなDX」を推進する具体的な事例が注目されています。
この記事のポイント
- 参加学生: 22の大学・専門学校から40名、18チーム(文系・理系問わず)
- 対象課題: 西多摩地域の企業・団体が寄せた17業種61の業務課題
- 業種例: 布地印刷・加工業、食品製造販売業、ガス供給・販売業、建設業、社会福祉サービス、農業協同組合、観光振興団体、行政機関など

プロジェクト概要:AIを活用した「小さなDX」で業務改善
公益社団法人青梅法人会が創立75周年記念事業として実施する「省人化・省力化チャレンジプロジェクト」は、西多摩地域の中小企業が抱える業務課題に対し、学生がAI(人工知能)を活用して解決を目指す取り組みです。このプロジェクトは企業、大学・専門学校、自治体、地域金融機関の4者が連携して進められ、大規模なシステム導入ではなく、身近な業務の困りごとをAIで解決する「小さなDX(デジタルトランスフォーメーション)」を実践します。
■プロジェクト規模と参加者
- 参加学生: 22の大学・専門学校から40名、18チーム(文系・理系問わず)
- 対象課題: 西多摩地域の企業・団体が寄せた17業種61の業務課題
- 業種例: 布地印刷・加工業、食品製造販売業、ガス供給・販売業、建設業、社会福祉サービス、農業協同組合、観光振興団体、行政機関など
現場でのAI活用事例
プロジェクトでは、学生が企業の現場に入り込み、課題の整理からAIを活用した成果物の制作までを担います。いくつかの具体的な事例が報告されています。
- 建設会社の公共工事情報収集: 数時間かかっていた東京都の電子調達システムからの発注情報収集作業を、AIが数分で自動化する仕組みを構築。
- わさび加工メーカーの海外広報: 文学部哲学科の学生がAIエージェントを活用し、海外向けSNS投稿の企画立案と広報発信に取り組む。
- JAの会議録データ化: ネットワーク制限のある環境で、学生2名が会議録作成のデータ効率化に挑戦。同様の制約を持つ金融機関や行政機関への応用も期待される。
- 弁当惣菜専門店の管理システム改善: 社長が試作したAI管理システムをデータサイエンス専攻の学生3名が引き継ぎ、現金出納帳の数字管理から損益自動集計までを目指す。
- 西多摩観光情報の多言語発信: 専門学校の留学生3名が、AIでターゲット国を見極め、西多摩8市町村の観光情報を多言語で発信する。
■企業と学生の声
- 佐久間建設株式会社(建設業): AIによる業務効率化に「ただただ驚くばかりで、未だに震えている」と社長がコメント。
- 株式会社くら蔵(弁当製造・ケータリング業): 予算面で断念していたシステム構築を学生が実現することに期待。
- 参加学生: 「AIに仕事を奪われる」ことを意味する「ギュられる」世代が、自らAIを使う側に回り、企業の課題解決に取り組む意欲を見せている。
成果発表会開催
プロジェクトの集大成として、成果発表会が開催されます。
- 日時: 2026年9月19日(土)13:00〜16:00
- 会場: プリモホールゆとろぎ(東京都羽村市)
- 審査員: 青梅法人会会長、西多摩8市町村の首長、地域金融機関5団体の理事長・役員、青梅IT事業者協同組合(計15名)
- 審査基準: AIの高度さだけでなく、地域企業が再現可能な省人化・省力化の可能性と、地域・社会への意義を重視。
- 表彰: 最優秀賞、優秀賞、テクニカル賞、アイデア賞、努力賞、チャレンジ賞が設けられ、AI研究活動補助金として総額75万円が授与されます。
参考リンク
- 元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000153147.html
- 青梅法人会 省人化・省力化チャレンジプロジェクト特設サイト: https://www.ome-hojinkai.or.jp/challenge/
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