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売り方2026/8/10

朝日新聞社、新広告コンセプト「Mixed Media Communications」を発表

結論(先に要点)

朝日新聞社は、新たな広告コンセプト「Mixed Media Communications」を発表しました。これは、信頼を起点に新聞広告、デジタル広告、外部メディア、コンテンツ、リアル体験を組み合わせる戦略です。特に、新聞広告の効果を「インプレッション」や「広告リーチ」といったデジタル広告と同じ指標で測定する取り組みを導入し、比較しにくかった新聞広告の価値を定量的に示すことを目指します。また、新聞広告ならではの「信頼」を数値化する「NAVI SCORE」も発表し、近日中に公開予定です。

この記事のポイント

  • インプレッションの算出: 日本ABC協会の発行部数と全国MPS(回読人数)データを掛け合わせる。
  • 広告接触率の推定: 新聞各社が共同運営する広告調査プラットフォーム「J-MONITOR(Jモニター)」のデータを活用する。
  • Jモニターを利用しない場合: 業種・段数・掲載曜日などを変数とした過去3年分の統計データから平均値を算出し提供する。
朝日新聞社、新広告コンセプト「Mixed Media Communications」を発表

朝日新聞社は2026年7月22日、メディア事業部門による商品説明会で、新たな広告事業コンセプト「Mixed Media Communications(ミクストメディア コミュニケーションズ)」を発表しました。

「信頼を錨に、接点を連鎖させる」

この新コンセプトは、「信頼を錨(いかり)に、接点を連鎖させる」ことを軸としています。執行役員アカウント戦略担当の神田啓史氏は、朝日新聞の読者層が「特定層への偏りがない『ユニバーサルリーチ』が強み」であると説明しました。

「ミクストメディア」とは、絵の具や写真など様々な技法を組み合わせて一つのアートを創り出す美術用語に由来しています。朝日新聞社は、新聞を起点に新聞広告、デジタル、外部メディア、コンテンツ、リアル体験といった多様な要素をつなぎ合わせることで、広告効果を最大化する考えです。

同社の角田克社長が提唱する「トラストアンカー(信頼の錨)」というキーワードも重視されており、朝日新聞が持つ「信頼」「一次情報」「文脈」「共感」を出発点に、他のメディアへの価値波及を目指します。

新聞広告をデジタルの「言語」で語る

神田氏は、これまで新聞広告の指標が他のメディア、特にデジタル広告と比較しにくい点を課題として挙げました。この課題を解決するため、同社は新聞広告のレポートに、デジタル広告で一般的な「インプレッション」「広告リーチ」「推定接触率」といった共通指標を導入します。

具体的な算出方法は以下の通りです。

  • インプレッションの算出: 日本ABC協会の発行部数と全国MPS(回読人数)データを掛け合わせる。
  • 広告接触率の推定: 新聞各社が共同運営する広告調査プラットフォーム「J-MONITOR(Jモニター)」のデータを活用する。
  • Jモニターを利用しない場合: 業種・段数・掲載曜日などを変数とした過去3年分の統計データから平均値を算出し提供する。

「信頼」そのものも指標化へ 「NAVI SCORE」を近日公開

さらに、朝日新聞社は新聞広告が持つ「信頼」という独自の価値を数値化する「NAVI SCORE(Newspaper Ad Value Index)」の試作版も発表しました。

NAVI SCOREは、「Authority(権威性)」「Narrative(物語性)」「Connection(関連性)」「Honesty(誠実性)」「Occasion(時機)」「Resonance(共鳴性)」の6つの軸で新聞広告の価値を多角的に数値化します。これにより、「Occasionが平均より18.5ポイント高かった」「Honestyが平均より17.3ポイント高かった」といった具体的な説明が可能になるとのことです。このNAVI SCOREは近日中にリリースされる予定です。

参考リンク

#広告ビジネス・メディア#新聞社#朝日新聞社#デジタル広告#広告効果測定

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藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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