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売り方2026/8/15

朝日新聞が「戦争と平和」を紙面と書店で展開、新しい読者層を開拓

結論(先に要点)

朝日新聞社は終戦の日を前に、毎年恒例の書籍広告企画「戦争と平和を考える」を展開しています。今年は8月6日の「広島原爆の日」と15日の「終戦の日」に全国版朝刊へ広告を掲載するだけでなく、紀伊國屋書店の4店舗で8月1日から関連書籍フェアを実施。新聞広告を起点にリアル書店へと接点を広げ、書籍との出会いを創出することで、特に若い世代を含む新たな読者獲得を目指しています。この取り組みは「紙面とリアル書店の相乗効果」を狙い、他の新聞社や書店との差別化を図ります。

この記事のポイント

  • 朝日新聞社: 企画立案、出版社への参加提案、フェアで扱う書籍の取りまとめ、店頭パネルの制作、新聞広告の制作・掲載を一貫して担当します。
  • 紀伊國屋書店: 参加出版社の書籍を店頭に並べ、特設Webページでもフェアを告知します。
  • 吉川弘文館: 読者の年齢層が高い傾向にあるため、若手を含む新しい読者獲得のため、伝記シリーズ最新刊『広田弘毅』などを重点商品として選び、新しい広告手法としての効果に期待しています。
朝日新聞が「戦争と平和」を紙面と書店で展開、新しい読者層を開拓

朝日新聞の「戦争と平和を考える」企画

朝日新聞社は毎年8月に、書籍広告企画「戦争と平和を考える」を実施しています。この企画は、8月6日の「広島原爆の日」と15日の「終戦の日」に全国版朝刊で書籍広告を掲載し、紀伊國屋書店の4店舗(新宿本店、梅田本店、広島店、長崎店)では8月1日から関連書籍フェアを開催することで、リアル書店へと連携を広げています。

企画の背景と目的

朝日新聞社はこの企画を継続する背景として、「もはや『戦後』が終わり『新しい戦前』になりつつあるという危機意識」を挙げています。戦争や平和について考えるきっかけとなる書籍との出会いの場を提供することに意義があると考えています。

企画の仕組みと役割分担

  • 朝日新聞社: 企画立案、出版社への参加提案、フェアで扱う書籍の取りまとめ、店頭パネルの制作、新聞広告の制作・掲載を一貫して担当します。
  • 紀伊國屋書店: 参加出版社の書籍を店頭に並べ、特設Webページでもフェアを告知します。

この企画は、社内で確認できた範囲で遅くとも2012年には実施されており、朝日新聞社が主導しています。

紙面とリアル書店の相乗効果

朝日新聞社は、紀伊國屋書店と連携する理由として「紙面とリアル書店の相乗効果」を重視しています。新聞広告で関心を持った読者がリアル書店に足を運び、広告で紹介された本だけでなく、その周辺に並ぶ他の本にも目を向けることで、本を探す楽しさにつなげ、新たな本との出会いを創出することを目指しています。これは、他の新聞社や書店が展開する同様のテーマの企画との差別化にもなっています。

出版社の読者獲得への期待

参加出版社は、この企画を通じて新たな読者層の獲得を模索しています。

  • 吉川弘文館: 読者の年齢層が高い傾向にあるため、若手を含む新しい読者獲得のため、伝記シリーズ最新刊『広田弘毅』などを重点商品として選び、新しい広告手法としての効果に期待しています。
  • ブロンズ新社: 近年、平和や戦争をテーマにした書籍の刊行が増加しており、国際情勢を背景に書店の平和関連フェアで取り上げられる機会が増えています。

参考リンク

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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