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事例2026/9/29

施工管理求人の月平均残業時間は中央値30時間、年収との関係も分析

結論(先に要点)

建設業界の施工管理職における残業時間と年収の関係を分析した調査で、月平均残業時間の記載がある求人の中央値は30時間でした。残業時間20時間以下の求人が40.1%を占める一方で、40時間を超える求人も10.7%存在します。注目すべきは、残業時間が長い求人ほど提示年収が高い傾向にある点です。例えば、月20時間以下の求人の提示年収中央値が400万円なのに対し、41時間以上では550万円と、残業時間と年収に相関が見られました。求職者は年収だけでなく残業時間の詳細を確認することが重要です。

この記事のポイント

  • 残業時間の記載状況と中央値: 調査対象の求人5,993件のうち、月平均残業時間の記載があるのは4,726件(78.9%)でした。これらの求人における月平均残業時間の中央値は30時間、平均は29.7時間です。
  • 残業時間の分布: 月20時間以下の求人が40.1%を占め、30時間以下は68.3%でした。一方で、月40時間を超える求人も10.7%存在します。
  • 残業時間と提示年収の関連性: 残業時間が長い求人ほど、提示される年収が高い傾向が見られます。
施工管理求人の月平均残業時間は中央値30時間、年収との関係も分析

施工管理求人の残業時間と提示年収の関係

「ジョブリー建設編集部」が、建設・建築業界に特化した求人サイトに掲載された5,993件の施工管理職の求人(正社員、2026年9月時点)を分析し、月平均残業時間の記載状況と、残業時間ごとの提示年収の関係を明らかにしました。これは「施工管理求人データ調査」シリーズの第16弾です。

調査結果のポイント

  • 残業時間の記載状況と中央値: 調査対象の求人5,993件のうち、月平均残業時間の記載があるのは4,726件(78.9%)でした。これらの求人における月平均残業時間の中央値は30時間、平均は29.7時間です。
  • 残業時間の分布: 月20時間以下の求人が40.1%を占め、30時間以下は68.3%でした。一方で、月40時間を超える求人も10.7%存在します。
  • 残業時間と提示年収の関連性: 残業時間が長い求人ほど、提示される年収が高い傾向が見られます。
    • 月20時間以下の求人における提示年収(下限)の中央値は400万円。
    • 月41時間以上の求人では550万円と、大幅に上昇しています。
  • 企業規模による違い: 全国展開している企業では、月20時間以下の求人が32.9%に対し、それ以外の企業では44.3%でした。また、全国展開企業の残業時間記載率は72.4%で、それ以外の企業の83.2%よりも低い結果となりました。
  • 職種別の残業時間: 建築、土木、管工事の各施工管理職では、残業時間の中央値はいずれも30時間でした。内装施工管理職は25時間と、比較的短い傾向にあります。

求人票を比較する上での注意点

2024年4月1日より建設業にも時間外労働の上限規制(原則月45時間)が適用されています。今回の調査では、求人票上で月40時間を超える残業時間の記載は全体の約1割にとどまっています。

提示年収が高い求人には、残業の見込み分が含まれている可能性があるため、求職者は提示年収だけでなく、残業時間の記載内容や固定残業代(あらかじめ一定時間分の残業代として支払われる手当)の有無を総合的に確認することが重要です。

調査概要

  • 調査主体: ジョブリー建設編集部
  • 対象: ジョブリー建設・施工管理求人.com掲載の施工管理職(正社員)求人5,993件のうち、残業時間記載のある4,726件。
  • 集計時点: 2026年9月1日
  • 提示年収: 求人票に記載された提示年収の下限の中央値。

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藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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