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売り方2026/7/25

平成の伝説的商品「モコモコ」が復活!ファンの声が後押しした復活劇の裏側

結論(先に要点)

永谷園のカップケーキミックス「モコモコ」が12年ぶりに復活します。これは、500件を超える復活要望と、当時のX(旧Twitter)担当者による熱心な活動が実を結んだ結果です。単なる懐かしさに終わらせず、現代のニーズに合わせて商品形態や食感を改良。さらに、復活までの道のりを公式noteで公開し、ファンとの絆を深めるマーケティング戦略も展開しています。

この記事のポイント

  • 記憶に残る要素の継承: 味やキャラクターといった、消費者の心に残る商品の本質的な部分は変えません。
  • 現代に合わせた更新: 機能や商品形態、広告表現を現在の生活者に合わせて見直します。
  • 永谷園のお客さま相談室には、500件を超える復活要望が寄せられました。
平成の伝説的商品「モコモコ」が復活!ファンの声が後押しした復活劇の裏側

永谷園は2026年7月23日、カップケーキミックス「マグカップでふっくらケーキ!モコモコ」の12年ぶりの復活を発表しました。2026年8月3日から全国で発売されるバニラとチョコの2種類は、「平成レトロ」ブームを背景に、サントリーの「鉄骨飲料」や湖池屋の「ピンキー」など、平成に親しまれた商品の復活が相次ぐ流れに乗るものです。

「懐かしい」だけではない復活の方程式

「モコモコ」の復活は、単に過去の人気商品を再販するだけでなく、現代の市場と消費者に合わせて最適化されています。共通する「復活の方程式」は、以下の点です。

  • 記憶に残る要素の継承: 味やキャラクターといった、消費者の心に残る商品の本質的な部分は変えません。
  • 現代に合わせた更新: 機能や商品形態、広告表現を現在の生活者に合わせて見直します。

復活要望500件超!ファンの熱意が再販を後押し

「モコモコ」は、ミックス粉と卵をマグカップで混ぜ、電子レンジで加熱するだけで簡単にカップケーキが作れる商品として、2000年に発売され、2014年に販売を終了していました。

復活に至った背景には、終売後も途絶えることのなかったファンの声があります。

  • 永谷園のお客さま相談室には、500件を超える復活要望が寄せられました。
  • SNSでは、再現レシピを投稿するファンも現れました。
  • 2019年には、当時の公式X担当者が「#モコモコ復活作戦」を始動し、アンケート実施、商品開発部門への提案、生産部門トップとの交渉など、社内を動かすための多角的な活動を展開しました。

しかし、商品化には利益確保や生産体制といったハードルがあり、一度は作戦終了が発表されました。当時の担当者は「自分の無力さを思い知らされ、ただただ悔しい気持ちでした」と振り返っています。

物語性を持たせたマーケティング戦略

今回の復活発表に際し、永谷園は単なる商品告知に留まらず、特別なマーケティング戦略を展開しています。

  • 公式noteでの舞台裏公開: 2019年からの挑戦と挫折、ファンとのやり取りを一つの物語として公式noteで公開。
  • 段階的な情報配信: 発売日に向け、「モコモコふくらむ秘密」や開発ストーリーなどの情報を段階的に公開予定。

これにより、商品は単なるモノではなく、ファンと企業の共創の物語として語られ、より深いエンゲージメント(企業と顧客の間の絆)を生み出すことが期待されます。

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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