事例2026/8/13
「左ききのエレン」原作者かっぴー氏が語る、製作委員会参画の真意とは
結論(先に要点)
人気テレビアニメ「左ききのエレン」のアニメ化において、原作者かっぴー氏が異例の製作委員会への出資者として参画しました。この独自の試みは、緻密な戦略よりも「コンセプト」への一貫したこだわりが背景にあります。権利関係の複雑化やクリエイティブの衝突といった業界の課題に対し、かっぴー氏は「自分の作品に投資するのは当然」というビジネス視点から出資を決定。委員会での意思決定には口を挟まず、作品の責任を全うする姿勢がこの異例な座組みを可能にしました。
この記事のポイント
- 電通を幹事とし、ギャガ、テレビ東京、VAP、Production I.G、NADA JAPAN、丸井、そしてかっぴー氏の株式会社なつやすみが名を連ねる。
- かっぴー氏の真意
- この出資について、かっぴー氏は「特別なことだとは思っていなかった。ビジネスとして考えれば、自分の作品に投資するのは当然」と語っています。

2026年6月に最終回を迎えたテレビアニメ『左ききのエレン』では、原作者であるかっぴー氏が製作委員会に自ら出資者として参画するという、業界では珍しい取り組みが行われました。
原作者が製作委員会に出資した背景
通常、アニメ製作委員会への参加は、出版社、放送局、広告代理店などの企業が主体となります。原作者が個人の法人格(株式会社なつやすみ)で出資するケースは稀で、権利関係の複雑化やクリエイティブへの過度な介入を懸念し、版元や幹事会社が難色を示すことも少なくありません。
- 異例の座組み
- 電通を幹事とし、ギャガ、テレビ東京、VAP、Production I.G、NADA JAPAN、丸井、そしてかっぴー氏の株式会社なつやすみが名を連ねる。
- かっぴー氏の真意
- この出資について、かっぴー氏は「特別なことだとは思っていなかった。ビジネスとして考えれば、自分の作品に投資するのは当然」と語っています。
- 緻密な戦略があったわけではなく、一貫して「コンセプト」へのこだわりが根底にありました。
- コンセプトを手放さない限り、手段は問わないという姿勢が、この異例の座組みを成立させました。
- 委員会での関わり方
- かっぴー氏は月に一度程度の委員会には参加しましたが、基本的に意思決定には口を挟まないスタンスを貫きました。
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