売り方2026/9/21
嶋浩一郎、牟田都子、藤井亮が選ぶ愛読書3選:クリエイターの思考を深める一冊
結論(先に要点)
本記事では、クリエイティブ業界の第一線で活躍する嶋浩一郎氏、牟田都子氏、藤井亮氏の3名が、それぞれの愛読書とその本から得たインスピレーションを紹介しています。嶋氏は『口訳 古事記』から人間ドラマの普遍性を、牟田氏は『校閲記者の目』から言葉の正確性と他者への想像力を、藤井氏は『まんが道』からものづくりへの情熱の原点を語り、読書の秋に思考を深めるヒントを提供します。
この記事のポイント
- 選書理由: 文楽や歌舞伎などの古典芸能とNetflixの最新作に共通する人間ドラマのプロットが、すでに『古事記』に描かれていることに驚きを感じているため。
- 本の魅力: 神様たちがヤンキー口調で登場し、現代的な言葉で人間ドラマが展開される点。「あいつ捕まえてボコボコにしたれ!」「マジすか?」といったセリフで、イザナギとイザナミが日本列島を創造する場面が描かれるなど、古典を身近に感じさせる表現が魅力です。
- 選書理由: 出版社の校閲部に勤務後、個人で書籍校正を行う中で、駆け出しの頃から常に手元に置いていた一冊であるため。

クリエイターが選ぶ愛読書とその理由
クリエイティブ業界の著名人3名が、自身の仕事や思考に影響を与えた愛読書について語りました。それぞれの選書には、彼らの哲学やインスピレーションの源が詰まっています。
■嶋浩一郎氏が選ぶ『口訳 古事記』
博報堂ケトル共同CEO、本屋大賞実行委員会理事を務める嶋浩一郎氏は、町田康氏による現代語訳『口訳 古事記』を愛読書として紹介しました。
- 選書理由: 文楽や歌舞伎などの古典芸能とNetflixの最新作に共通する人間ドラマのプロットが、すでに『古事記』に描かれていることに驚きを感じているため。
- 本の魅力: 神様たちがヤンキー口調で登場し、現代的な言葉で人間ドラマが展開される点。「あいつ捕まえてボコボコにしたれ!」「マジすか?」といったセリフで、イザナギとイザナミが日本列島を創造する場面が描かれるなど、古典を身近に感じさせる表現が魅力です。
■牟田都子氏が選ぶ『校閲記者の目』
書籍の校正を行う牟田都子氏は、『校閲記者の目』を座右の書として挙げています。
- 選書理由: 出版社の校閲部に勤務後、個人で書籍校正を行う中で、駆け出しの頃から常に手元に置いていた一冊であるため。
- 本の魅力: 「はなむけ」を「花むけ」と書くような日本語のミスから、事実関係の誤りまで、豊富な実例を交えてミスの防ぎ方を解説しています。
- 学びのポイント: 書き間違いや事実誤認が不信感を生む一方で、校閲記者が「本当はどう書きたかったのだろう」と想像を巡らせる姿勢は、他者の意図を汲み取る現代社会において重要だと述べています。
■藤井亮氏が選ぶ『まんが道』
NHK『タローマン』シリーズなどで知られる映像作家の藤井亮氏は、小学生の頃に読んだ『まんが道』をものづくりの原点として挙げています。
- 選書理由: ものづくりに目覚めるきっかけとなった作品であり、特に反射幻灯機を自作して絵を壁に映す場面が、現在の自身のクリエイティブ活動に繋がっていると感じているため。
- 本の魅力: 「面白いものをつくりたい」という純粋な情熱が詰まっている点。忙しさの中で忘れがちな、ものづくりへの初期衝動を思い出させてくれる一冊としています。
- メッセージ: 「もっともらしいことばかり言って、いつの間にか汗をかかなくなったおじさんこそ、いま読むべき一冊」と、情熱を失いがちな大人たちへのメッセージを贈っています。
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