少子化でも成長する玩具市場1兆円超え、「東京おもちゃショー」注目テーマ
少子化が進行する日本において、国内玩具市場は2025年度に1兆1664億円と過去最高を更新し続けています。これは、カードゲームやトレーディングカード、大人のファン層(キダルト層)や訪日外国人(インバウンド)需要を取り込んだぬいぐるみやホビーが成長を牽引しているためです。「東京おもちゃショー2026」では、サステナビリティ、ノスタルジアトイ、キダルトトイなどが注目され、年齢問わず楽しめる「オールエイジ」化が市場拡大の大きな潮流となっています。
この記事のポイント
- 主要な成長牽引役
- カードゲーム・トレーディングカード
- キダルト層(大人も本格的に楽しむ層)向け玩具

少子化でも伸び続ける玩具市場の現状
2026年8月27日に開幕した「東京おもちゃショー2026」では、国内外の玩具関連企業・団体が最新製品を出展しました。日本玩具協会によると、2025年度の国内玩具市場は前年度比106.3%の1兆1664億円に達し、2021年度以降5年連続で過去最高を更新しています。少子化が進む中でも市場が拡大している背景には、以下の要因があります。
- 主要な成長牽引役
- カードゲーム・トレーディングカード
- キダルト層(大人も本格的に楽しむ層)向け玩具
- インバウンド需要を取り込んだぬいぐるみやホビー
「子どものための玩具」という従来の枠を超え、大人や訪日外国人へとターゲットを広げる各社の取り組みが市場成長を支えています。
東京おもちゃショー2026の注目テーマ
今年の「東京おもちゃショー2026」では、以下のテーマが特に注目を集めました。
- 社会トレンドを反映したおもちゃ: サステナビリティ(持続可能性)や投資などをテーマにした製品。
- ノスタルジアトイ: 昭和・平成の商品や文化を現代に蘇らせる玩具。
- キダルトトイ: 大人でも本格的に楽しめる玩具。
これらのテーマは、玩具市場の「オールエイジ(全年齢層)化」という大きな潮流を反映しています。
注目の出展事例:イワヤの「ちゅ~るにムチュー!マルプーちゃん」
イワヤ(千葉県松戸市)のブースでは、いなばペットフードとコラボレーションした動物玩具「ちゅ~るにムチュー!マルプーちゃん」が展示されました。
- 商品概要
- マルチーズとトイプードルのMIX犬「マルプー」をモチーフとした動くおもちゃ。
- 2026年7月中旬発売、希望小売価格8910円、対象年齢3歳以上。
- いなばペットフードとのコラボ商品としては第3弾。
- 特徴的な機能
- 付属の「ちゅ~る」を口元に当てると、食べる音を出し、尻尾を振り、頬を赤くして喜ぶ。
- 「いなばWanちゅ~る」のCMソングのメロディが流れる。
- 頬の色で「おしっこしたい」「ねむい」などの状態を表現し、世話をする遊びも可能。
- 改良点と評価
- 先行商品「ちゅ~るあげるね!チワマルちゃん」や「ちゅ~るちょうだい!ぺろりーにゃ」の利用者からの声を反映し、ちゅ~るを与えるとすぐに食べ始めるよう改良され、子どもが直感的に遊びやすくなっている。
- 「TOY-1グランプリ2026」のりもの・どうぶつ部門で3位を獲得。
イワヤは1923年創業で、長年「動くおもちゃ」を手がけており、近年はペットを飼うのが難しい大人や訪日外国人にも動物玩具が人気であると語っています。同社は、ICを搭載した操作反応型玩具や、ゼンマイ式で電池不要の音が出る玩具など、動きの表現を進化させています。
参考リンク
参考リンク
AdverTimes.(アドタイ)運営者情報

