売り方2026/7/24
富士フイルムBI、帝人との協業で複合機の外装に水平クローズドリサイクルを適用
結論(先に要点)
富士フイルムビジネスイノベーションと帝人は、複合機の外装カバーにおいて「水平クローズドリサイクル」を実現しました。市場から回収した使用済み複合機の外装カバーを原料とし、外観品質が求められるフロントカバーを含む外装カバーに再生材を適用します。これにより、従来の再利用では難しかった部品の資源循環を拡大し、新規資源投入の抑制と廃棄物削減に貢献します。
この記事のポイント
- 対象製品: 「ApeosPortⅦ C Rシリーズ」および「ApeosPort C Rシリーズ」の複合機フロントカバーを含む外装カバー。
- 再生材の活用: 市場から回収された使用済み複合機の外装カバーから作られた再生プラスチックを、外観品質が要求される部位に適用します。
- 従来の課題解決: 従来のリユース手法では品質確保が難しく新品に交換していた破損や傷のある外装カバーも、再生材として活用できるようになります。

複合機外装カバーの水平クローズドリサイクルを実現
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(以下、富士フイルムBI)は、帝人株式会社と共同で、複合機の外装カバーに「水平クローズドリサイクル」を適用しました。
■水平クローズドリサイクルとは
自社で回収した使用済み製品由来の材料を、管理されたシステムの中で、同じ部品に品質を保ったまま再利用する資源循環の仕組みです。これにより、廃棄物削減や新規資源投入の抑制を目指します。
■取り組みのポイント
- 対象製品: 「ApeosPortⅦ C Rシリーズ」および「ApeosPort C Rシリーズ」の複合機フロントカバーを含む外装カバー。
- 再生材の活用: 市場から回収された使用済み複合機の外装カバーから作られた再生プラスチックを、外観品質が要求される部位に適用します。
- 従来の課題解決: 従来のリユース手法では品質確保が難しく新品に交換していた破損や傷のある外装カバーも、再生材として活用できるようになります。
- 持続可能な運用: 富士フイルムBIの複合機回収網と再生機生産の仕組みを活用し、回収した外装カバーを再び外装カバーとして利用する継続的なシステムを構築します。
- 高品質な再生材:
- 回収された使用済みカバーから、金属や異種プラスチックを適切に除去します。
- 湿式破砕方式(水中で部品を破砕する方法)を採用し、破砕時の異物混入を抑制します。
- 帝人のコンパウンド技術(樹脂に機能性や物性を向上させる添加剤などを混ぜる技術)を使い、バージン材相当の物性・色調を持つ再生材を生成。
- 再生材の含有率は80%という高比率を達成しています。
■富士フイルムBIの資源循環への目標
富士フイルムBIは、1995年から「クローズド・ループ・システム」を構築し、資源の再活用を推進してきました。2024年5月には、2030年度までに新規資源投入率(製品に投入される新規資源の割合)を60%以下にする目標を設定しました。今後は、リユース部品の導入拡大など、資源循環の取り組みをさらに強化していく方針です。
参考リンク
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