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売り方2026/9/28

外壁塗装の1㎡あたり契約額が前年比6.2%上昇、平均施工面積は縮小

結論(先に要点)

外壁塗装パートナーズの調査によると、2026年の外壁塗装における1㎡あたりの契約額が前年比で約6.2%上昇しました。平均契約金額自体は約131万円台で横ばいでしたが、平均施工面積が5.7%減少したため、実質的な単価が上昇していることが判明。総務省の消費者物価指数における「外壁塗装費」も6.4%上昇しており、この動きは中東情勢によるナフサ価格の高騰が背景にあると分析されています。

この記事のポイント

  • 平均契約金額は横ばい:2025年の1,310,577円に対し、2026年は1,312,402円とほぼ変化がありませんでした。
  • 平均施工面積は減少:2025年の162.6㎡に対し、2026年は153.3㎡と5.7%縮小しています。
  • 1㎡あたりの単価は上昇:平均契約金額を平均施工面積で単純に割ると、1㎡あたりの金額は約8,060円から約8,561円となり、前年同期比で約6.2%上昇していることが分かりました。
外壁塗装の1㎡あたり契約額が前年比6.2%上昇、平均施工面積は縮小

外壁塗装の契約価格、1㎡あたり6.2%上昇(2026年調査)

「外壁塗装パートナーズ」を運営する株式会社ソーラーパートナーズは、自社が紹介した塗装店での実際の契約データ497件(2025年4月~8月と2026年4月~8月を比較)を分析し、外壁塗装費用の動向を明らかにしました。

調査結果のポイント

  • 平均契約金額は横ばい:2025年の1,310,577円に対し、2026年は1,312,402円とほぼ変化がありませんでした。
  • 平均施工面積は減少:2025年の162.6㎡に対し、2026年は153.3㎡と5.7%縮小しています。
  • 1㎡あたりの単価は上昇:平均契約金額を平均施工面積で単純に割ると、1㎡あたりの金額は約8,060円から約8,561円となり、前年同期比で約6.2%上昇していることが分かりました。

この結果から、「外壁塗装に支払う総額」はほぼ同じでも、その金額で施工される平均面積は小さくなっていることが指摘されています。

2025年4月1日~8月31日2026年4月1日~8月31日前年同期比
契約件数188件309件
平均施工面積162.6㎡153.3㎡-5.7%
平均契約金額1,310,577円1,312,402円+0.1%
円/㎡約8,060円/㎡約8,561円/㎡+6.2%

消費者物価指数(CPI)における「外壁塗装費」も高騰

総務省統計局が発表した2026年8月の全国消費者物価指数(CPI)でも、外壁塗装費の上昇が確認されています。

  • 生鮮食品を除く総合(コアCPI):前年同月比+1.7%
  • 外壁塗装費:前年同月比+6.4%

外壁塗装費の上昇率は、一般的な物価上昇率を大きく上回っており、今回の調査で算出された施工面積あたりの参考値の上昇率「約6.2%」と近い動きを示しています。

「ナフサショック」による塗料価格の高騰

2026年春以降、中東情勢の緊迫化を背景に、原油やナフサ(石油化学製品の基礎原料)などの石油化学原料の供給が不安定になり、価格が上昇しました。これにより、国内の主要塗料メーカーは水性塗料で15~30%、溶剤系塗料で20~35%程度の値上げを実施しています。塗料は石油由来の原材料を多く使用するため、この「ナフサショック」が塗装業界の資材価格に大きな影響を与えていると考えられます。

今後の調査について

塗料メーカーの値上げ率がそのまま工事全体の契約金額に反映されるわけではありません。外壁塗装の費用には塗料以外にも足場代、人件費など様々な要素が含まれるためです。外壁塗装パートナーズは、今後も実際の契約価格や施工面積などのデータを継続的に分析し、消費者が適切な判断ができる情報を提供していく方針です。

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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