取り組み2026/10/8
北國銀行、内製システム「CQ」で予約客と直接来店客の受付を一元管理へ、待ち時間も可視化
結論(先に要点)
北國銀行は、窓口での案内方法(how)を変えるため、予約客と直接来店客の受付を一元管理する「CQ」を内製開発した。2026年10月から順次導入予定。受付件数や待ち時間、対応時間をリアルタイムで可視化し、人員配置や混雑緩和策の検討に活用する。汎用タブレットなどを使い、専用機器への依存も抑える。
この記事のポイント
- 受付件数、待ち時間、対応時間をリアルタイムで可視化し、複数店舗の状況を横断的に把握する。
- データを自動で蓄積・分析し、店舗ごとの業務改善や人員配置、混雑緩和策の検討に活用する。
- クラウドサービスとローコードプラットフォームを使って内製開発し、システム連携や機能追加、店舗ごとの運用変更に対応する。

予約情報と窓口受付を連携
北國銀行は、新受付発券システム「CQ」を内製開発し、2026年10月から営業店へ順次導入する予定と発表した。来店予約客と直接来店客の受付・案内を一元管理し、予約の有無に応じたスムーズな案内を図る。
同行は来店予約サービスの利用拡大に取り組んできた。一方、従来の受付発券システムでは、予約情報との連携や受付状況の可視化、データ活用に限界があった。このため、店舗運営のデータを収集・分析し、現場の運用に合わせて継続的に改善できる仕組みとして開発した。
受付データを店舗運営に活用
主な機能と運用上の特長は次の通り。
- 受付件数、待ち時間、対応時間をリアルタイムで可視化し、複数店舗の状況を横断的に把握する。
- データを自動で蓄積・分析し、店舗ごとの業務改善や人員配置、混雑緩和策の検討に活用する。
- クラウドサービスとローコードプラットフォームを使って内製開発し、システム連携や機能追加、店舗ごとの運用変更に対応する。
- 汎用タブレットやモニターを活用し、専用機器への依存を抑え、導入・改修コストを低減する。
ローコードは、少ないプログラム記述でシステムを開発する手法。同行は内製開発によって、現場の要望を迅速に反映できるとしている。
外部展開は今後検討
導入後も店舗からの意見を収集し、機能改善を続ける方針。将来的には、開発ノウハウやデータ活用の知見を生かし、金融機関など窓口業務を持つ事業者への展開も検討する。外部向けの提供開始が決まったという発表ではない。
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