広告2026/10/6
八景島・シーパラダイス「マツケンまみれ」、広告費を体験づくりに回しPR・SNSで届ける
結論(先に要点)
八景島・シーパラダイスは「マツケンまみれ」で、広告の届け方(how)としてPR・SNSによる情報拡散を選び、広告費の多くを体験づくりに回した。企画に携わった博報堂の河西智彦氏が、その設計を解説。全体予算から動画や交通広告では十分に届かないと判断し、生活者が自ら見たくなる「受け手発想」で表現を考えた。
この記事のポイント
- 情報を届ける方法に、PRとSNSでの拡散を選択
- 広告費の多くを、現地での体験づくりに配分
- 生活者が見たいと思う「受け手視点・発想」で表現を検討

広告枠より体験づくりに予算を配分
八景島・シーパラダイスの企画「マツケンまみれ」では、PRやSNSによる情報拡散を使って生活者に届ける構造を選択した。企画に携わった博報堂のクリエイティブ・ディレクター、河西智彦氏が、コラムでその考え方を説明している。
河西氏によると、まず全体予算から情報を届ける媒体の組み合わせを検討した。動画や交通広告を出しても、その予算では多くの人に届かないと考え、広告費の多くを企画の中身となる体験づくりに回した。
- 情報を届ける方法に、PRとSNSでの拡散を選択
- 広告費の多くを、現地での体験づくりに配分
- 生活者が見たいと思う「受け手視点・発想」で表現を検討
企業が言いたいことより、生活者が見るかを考える
河西氏は、情報量が増え、スマートフォンで広告から簡単に目を離せる環境では、企業が商品の良さを一方的に伝えても届きにくいと説明する。そのため、生活者としての自分や家族、友人が、その広告を見るかどうかを考えることを重視している。
八景島・シーパラダイス側にもこの考え方を伝え、「受け手視点」を共有したという。この視点が「マツケンまみれゆうえんち」をつくるうえで、まず大切だったとしている。
自ら見たくなる接点を選ぶ
記事では、話題のニュースとして取り上げられるPRや、他者の投稿を通じて広がるSNS拡散は、生活者が自らクリックしたり見たりする接点だと説明している。一方、必ず露出や拡散につながるわけではない点も挙げている。
河西氏は本施策が集客増・売上増につながったと述べているが、記事内に具体的な増加数値は示されていない。
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