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事例2026/8/30

佐賀県初の自然共生サイト・唐津市相知町横枕で生物多様性調査開始

結論(先に要点)

佐賀県初の自然共生サイトに認定された唐津市相知町横枕で、生物多様性モニタリングの生物調査が始まりました。NPO法人唐津Farm&Foodが佐賀大学農学部と連携し、タモ網や赤外線センサーカメラを使い、水辺から林まで多様な生き物を記録します。初回調査ではカワセミも確認され、今後季節ごとに年3回実施し、科学的データに基づいて里山の価値を可視化、地域主体での保全活動を目指します。

この記事のポイント

  • 方法: タモ網や捕虫網を使用して水辺から林の縁までの生き物を記録するほか、林の中に赤外線センサーカメラを設置し、哺乳類や夜行性の生き物も記録します。人の目と網、カメラの両方で多角的に調査する設計です。
  • 初回確認された生き物: 小魚をくわえたカワセミ、休耕田のネキトンボ(未熟個体)、カワニナの仲間、ため池のそばのタゴガエル、横枕神社のイボバッタなどが確認されました。種の同定は佐賀大学システム生態学研究室が行っています。
  • 科学的価値の可視化: どの季節に、どこに、どのような生き物がいるのかを継続的に記録し、里山の生物多様性の価値を科学的に示します。
佐賀県初の自然共生サイト・唐津市相知町横枕で生物多様性調査開始

佐賀県初の「自然共生サイト」で生物調査開始

佐賀県初の「自然共生サイト」(環境省認定)である唐津市相知町横枕自然共生区域において、NPO法人唐津Farm&Foodは生物多様性モニタリングの生物調査を2026年8月7日に開始しました。

この調査は、自然共生サイトの申請段階から協力している佐賀大学農学部の徳田誠教授とシステム生態学研究室の学生が参加し、専門的な知見をもとに実施されています。

調査方法と初回調査結果

  • 方法: タモ網や捕虫網を使用して水辺から林の縁までの生き物を記録するほか、林の中に赤外線センサーカメラを設置し、哺乳類や夜行性の生き物も記録します。人の目と網、カメラの両方で多角的に調査する設計です。
  • 初回確認された生き物: 小魚をくわえたカワセミ、休耕田のネキトンボ(未熟個体)、カワニナの仲間、ため池のそばのタゴガエル、横枕神社のイボバッタなどが確認されました。種の同定は佐賀大学システム生態学研究室が行っています。

調査の目的

これまで地域住民の経験に依存していたモニタリングを、科学的根拠に基づく評価・管理手法へ確立することが目的です。

  • 科学的価値の可視化: どの季節に、どこに、どのような生き物がいるのかを継続的に記録し、里山の生物多様性の価値を科学的に示します。
  • 地域主体の継続性: 住民、高校生、大学生が自ら調査を続けられる手順と体制を構築し、事業終了後も地域が主体となって記録を継続できるようにすることを目指します。

事業概要

  • 事業名: 相知町横枕自然共生区域 生物多様性モニタリング高度化・地域主体管理体制構築プロジェクト
  • 制度: 環境省 令和8年度 生物多様性保全推進交付金(生物多様性保全推進支援事業)
  • 実施期間: 令和8年6月1日〜令和9年2月28日
  • 協働団体: 佐賀大学農学部 徳田誠教授およびシステム生態学研究室、唐津の農業青年クラブ「4Hクラブ」、地域住民

生物調査は、今後秋、晩秋と季節を変えて年3回実施される計画です。これにより、横枕の環境に適した管理指標づくりへとつなげていく予定です。

相知町横枕自然共生区域について

  • 認定: 2023年度(令和5年度)後期に佐賀県で初めて環境省の自然共生サイトに認定され、2025年度には生物多様性増進活動促進法(増進法)に基づく認定へ移行しました。
  • 対象面積: 36.67ha
  • 生物多様性: これまでの調査で約140種の生きものが確認されており(暫定値)、絶滅危惧Ⅱ類のカスミサンショウウオの生息も確認されています。

参考リンク

元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000142434.html

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藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

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