キャンペーン2026/9/3
「休んでいい、そのままでいい」新学期に悩む人へ動物園・水族館がXで発信、大きな反響
結論(先に要点)
都立の動物園・水族館4施設が、新学期を前にした8月31日に「休んでいい、にげていい」といったメッセージをXに投稿し、大きな反響を呼びました。年間を通じて子どもの自殺者数が多い9月1日を前に、つらい思いを抱える人々に寄り添い、居場所を提供したいという思いから発信されたもので、Xでは17万以上のいいねを獲得。「泣ける」「過去の自分に送りたい」などの共感の声が多数寄せられました。
この記事のポイント
- 児童生徒の自殺者数増加: 2025年の児童生徒の自殺者数は過去最多の538人。特に長期休暇明けの9月1日に増える傾向があり、2024年、2025年には9月の自殺者数が最も多くなっています。
- 施設の役割: 動物園や水族館は「命の博物館」として、命の大切さを伝え、悩みを抱える人々の「居場所」になれるのではないかという思いがありました。上野動物園長の提案で、4園がSNSで同時にメッセージを発信することになりました。
- 閲覧数: 890回以上閲覧(本記事掲載時)

動物園・水族館が発信したメッセージの背景
2026年8月31日、都立の動物園や水族館4施設(上野動物園、葛西臨海水族園など)が、新学期前日に合わせて「休んでいい、にげていい」「無理をせず、ゆっくりいきましょう」といったメッセージをX(旧Twitter)に投稿しました。
■メッセージ発信のきっかけ
- 児童生徒の自殺者数増加: 2025年の児童生徒の自殺者数は過去最多の538人。特に長期休暇明けの9月1日に増える傾向があり、2024年、2025年には9月の自殺者数が最も多くなっています。
- 施設の役割: 動物園や水族館は「命の博物館」として、命の大切さを伝え、悩みを抱える人々の「居場所」になれるのではないかという思いがありました。上野動物園長の提案で、4園がSNSで同時にメッセージを発信することになりました。
■メッセージ作成における工夫
葛西臨海水族園の錦織一臣園長は、不登校、いじめ、うつ病経験者など、つらい経験を持つ周囲の人々に相談し、彼らの意見を取り入れながら言葉を選びました。Xの対象年齢(13歳以上)に限定せず、子どもから大人まで「居場所がない」と感じる全ての人に届くよう、表現を慎重に紡ぎました。
投稿されたメッセージと大きな反響
葛西臨海水族園が投稿した具体的なメッセージは以下の通りです。
きえないで
休んでいい にげていい
あなたにいてほしい あなたに生きていてほしい
あなたにいまも、2028年の新水族園も
ずっと見にきてほしい
きえないで きて
この世界は、この星は、ほんとうは広い
もっとずっと
だれもおってこられないくらい広い
ずっとずっと…
■寄せられた声
この投稿には、予想を上回る大きな反響がありました。
- 閲覧数: 890回以上閲覧(本記事掲載時)
- いいね数: 17万以上
- 主な意見: 「泣ける」「過去の自分に(この言葉を)送りたい」「当時、この言葉があれば」といった共感や感謝の声が多く寄せられました。
錦織園長は、「動物園や水族館は、いつでも、誰でも、どんな形でも来てもらえる場所」であり、「いま、消えたいと思っている人にとって、ワンクッション置ける、時間を過ごせる時間や場所になってほしい」と願っています。
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