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売り方2015/12/4

丸大食品「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」に見る広告コピーの価値

結論(先に要点)

1970年代の丸大食品のCFに使われた「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」というコピーは、当時の社会情勢や人々の価値観を反映しており、広告が単なる販売促進だけでなく、時代や社会、人間像を映し出す鏡であることを示しています。筆者は過去の優れたコピーを選定する経験を通じて、広告コピーの「価値」について考察。過去の名作コピーは、その時代においては大きな影響力を持ったものの、時代が変われば「売れるコピー」としての価値は失われる可能性があると指摘しています。

この記事のポイント

  • 過去の名作コピーの現状: 「おいしい生活。」(セゾン)のようなかつての名作コピーも、現代においては「広告的には無価値」であると筆者は指摘しています。これは、当時の生活者の心を動かした言葉が、時代が変わり価値観も変化した現代の生活者には響きにくいという意味です。
  • 「売れるコピー」の重要性: コピーライター志望者に対して、筆者は「どんなコピーがいいコピーか?」という問いに対し、「売れるコピー」と即答しています。ユーモアや論理性、情緒といった要素も重要ですが、最終的には商品やサービスが「売れる」ことに繋がるコピーこそが、現代における価値を持つという考えを示しています。
  • 「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」(丸大食品、1970年代) | 宣伝会議
丸大食品「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」に見る広告コピーの価値

1970年代の丸大食品のCF「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」

1970年代、丸大食品のCFで使われた「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」というコピーは、当時大きな印象を与えました。筆者は、このコピーを振り返り、「なぜ食品メーカーが他人の子育てに言及するのか」「わんぱくでもいい、と責任の取れないことを言うのか」という奇妙さに気づいたと述べています。しかし、このコピーは当時の社会や人々の心情を捉え、共感を呼んだと考えられます。

広告コピーの価値と時代の変遷

筆者は、『日本のベストコピー500選』の選定に携わった経験から、過去の広告コピーの価値について考察しています。

  • 過去の名作コピーの現状: 「おいしい生活。」(セゾン)のようなかつての名作コピーも、現代においては「広告的には無価値」であると筆者は指摘しています。これは、当時の生活者の心を動かした言葉が、時代が変わり価値観も変化した現代の生活者には響きにくいという意味です。
  • 「売れるコピー」の重要性: コピーライター志望者に対して、筆者は「どんなコピーがいいコピーか?」という問いに対し、「売れるコピー」と即答しています。ユーモアや論理性、情緒といった要素も重要ですが、最終的には商品やサービスが「売れる」ことに繋がるコピーこそが、現代における価値を持つという考えを示しています。

広告は単なる情報を伝えるだけでなく、その時代の社会や文化、人々の価値観を映し出す鏡のような役割も果たします。しかし、広告としての直接的な「売上貢献」という視点で見ると、時代の流れとともにその価値は変化していくという、広告の二面性を教えてくれる記事です。

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#広告#コピーライティング#マーケティング#昭和#丸大食品

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藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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