売り方2026/8/11
世界初の遠隔溶接ロボット「WELDEMOTO」が本格稼働、製造業のDXを推進
結論(先に要点)
兵庫県の髙丸工業が、一般的なPCで「どこでも・誰でも・簡単に」操作できる世界初の遠隔溶接ロボットシステム「WELDEMOTO」を開発しました。産業用ロボットの操作難易度や現地対応の課題を解決するため、アトツギ(後継者)の挑戦により実現。国内第1号機は宝角合金製作所に導入され、溶接工の確保・育成難に悩む同社の内製化と採用課題の解決に貢献しています。今後は熟練技術のデータ化により、未経験者でもプロの技を再現可能にし、多様な働き方を実現することを目指します。
この記事のポイント
- 溶接工程の内製化: 外注に頼っていた溶接工程を自社で完結できるようになりました。
- 採用課題の解決: 「溶接工」の求人を「溶接ロボットオペレーター」とすることで、採用できる人材の幅が広がり、すぐに採用に繋がりました。
- 技術継承と多様な働き方: 今後は熟練職人の溶接技術をデータ化し、未経験者でもプロの技を再現できるモノづくりを目指します。また、在宅勤務や遠隔地からの操作も可能になるため、主婦や車椅子利用者など、多様な人々がモノづくりに参加できる社会の実現を目指しています。

世界初の遠隔溶接ロボット「WELDEMOTO」開発
兵庫県西宮市に本社を置く髙丸工業株式会社は、世界初の遠隔溶接ロボットシステム『WELDEMOTO(ウェルデモート)』を2024年に開発しました。このシステムは、一般的なPCを使って「どこでも・誰でも・簡単に」溶接作業を操作できる点が特徴です。
■開発の背景と課題解決
従来の産業用ロボットは、メーカーごとに操作パネルが異なり、専門的な知識と技術が必要でした。このため、国内でロボットを扱える人材は非常に少なく、海外工場でのトラブル対応には作業者が現地へ赴く必要がありました。髙丸工業のアトツギ(後継者)である高丸泰幸氏がこの課題に着目し、現社長の夢でもあった「誰でも・どこでも使えるロボット」の実現を目指し、開発に着手しました。
■国内初導入は宝角合金製作所
開発期間5年を経て、2024年7月3日、兵庫県姫路市に拠点を置く株式会社宝角合金製作所に『WELDEMOTO』が国内で初めて本格導入されました。宝角合金製作所は、溶接工の確保や育成の難しさに直面しており、顧客からの溶接に関する相談が増える一方で、外注への依存度が高まっていました。同社のアトツギ・宝角拓哉氏は、『WELDEMOTO』が多くの従業員にとって操作しやすい点に着目し、導入を決定しました。
■導入効果と今後の展望
- 溶接工程の内製化: 外注に頼っていた溶接工程を自社で完結できるようになりました。
- 採用課題の解決: 「溶接工」の求人を「溶接ロボットオペレーター」とすることで、採用できる人材の幅が広がり、すぐに採用に繋がりました。
- 技術継承と多様な働き方: 今後は熟練職人の溶接技術をデータ化し、未経験者でもプロの技を再現できるモノづくりを目指します。また、在宅勤務や遠隔地からの操作も可能になるため、主婦や車椅子利用者など、多様な人々がモノづくりに参加できる社会の実現を目指しています。
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