世界を獲る仕事は遠い天才の産物ではない、カンヌが映した「企業活動」の創造性
カンヌライオンズ2026のレポート最終回では、「クリエイティビティは誰のものか」という問いを掘り下げています。特に「クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション」部門の審査員セッションに焦点を当て、創造性とビジネスにおけるインパクトの両立について議論。このセッションでは、審査員がどのような視点で受賞作を選んだのか、その裏側が語られ、広告業界の未来や、企業活動における創造性の重要性が示唆されています。
この記事のポイント
- Inside Out: In-house or Agency?
- インハウス(自社内での制作)とエージェンシー(外部委託)のどちらが優れているかという議論。
- Stop Working in Advertising. To Engage You Need to Entertain.

広告業界最大の祭典「カンヌライオンズ2026」のレポート最終回として、ストラテジーブティックBasestrategy代表の筧将英氏が「クリエイティビティはいったい誰のものなのか」という問いに対して考察しています。
創造性とインパクトの両立
今回のカンヌライオンズでは、以下の3つのセッションが注目されました。
- Inside Out: In-house or Agency?
- インハウス(自社内での制作)とエージェンシー(外部委託)のどちらが優れているかという議論。
- Stop Working in Advertising. To Engage You Need to Entertain.
- 広告の仕事から離れ、人々を惹きつけるには「楽しませる」ことが重要であるという提言。
- Creative Business Transformation Lions — Behind the Jury
- 「クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション」部門における審査員セッション。
これらのセッションを通じ、クリエイティビティが特定の個人や組織だけのものではなく、企業活動全体に深く関わるものであるという視点が示されました。
クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション部門 審査員セッション
最終回では、特に3つ目の「クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション部門」の審査員セッションに焦点が当てられています。このセッションでは、審査員がどのように受賞作を選んだのか、その選考基準や背景が語られました。登壇者はLIONSのフェスティバル担当SVPテア・スケルトン氏、審査員長で南アフリカTelkomのCMOグーグー・ムテンブ氏、FP7 McCannのCEOタレク・ミクナス氏、AXAのグローバルブランドディレクター、ヴィルジニー・ベテル氏の3名です。
審査の裏側が聞けるセッションは各カテゴリーで行われており、この本音や裏話に最も価値があると感じる参加者も多いようです。これは、クリエイティビティがビジネスに与える具体的な影響や、企業がどのようにして創造性を事業変革に結びつけるかといった、実践的なヒントが得られる場となっています。
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