三菱地所が全社DX推進へ、マーケティング思考を浸透させる「MEDiA」とは
三菱地所は、全従業員約1万人を対象としたDX人材育成プログラム「MEDiA」を2022年10月に開設しました。これは、ノンアセット事業の強化という長期経営計画達成のため、全社員のデジタルリテラシー向上とデータ活用能力育成を目的としています。デジタルマーケティングやデータ分析の研修を通じて、不動産業界ならではのDX推進を目指しています。
この記事のポイント
- 三菱地所は、全従業員約1万人を対象としたDX人材育成プログラム「MEDiA」を2022年10月に開設しました。
- これは、ノンアセット事業の強化という長期経営計画達成のため、全社員のデジタルリテラシー向上とデータ活用能力育成を目的としています。
- デジタルマーケティングやデータ分析の研修を通じて、不動産業界ならではのDX推進を目指しています。

マーケティング思考の浸透により全社のDXを推進する三菱地所の試み
三菱地所は2022年10月、社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)人材を育成するための独自研修プログラム「MEDiA(MEC Digital Academy)」を開始しました。このプログラムは、グループ会社を含む全従業員約1万人を対象とする壮大な取り組みです。
■人材育成プログラム「MEDiA」の目的
「MEDiA」開設の主な目的は、DX推進における人材の獲得と育成です。三菱地所では、これまでもデジタル領域の研修を実施していましたが、これを大幅に拡大・再編しました。研修コンテンツには、デジタルマーケティングやデータ分析などが含まれています。
DX推進部 データ&UXデザインユニット統括の新居辰彦氏によると、この取り組みは、長期経営計画において2030年までにノンアセット事業の事業利益を2020年3月期より500億円増加させるという目標達成に不可欠です。ノンアセット事業とは、不動産などの資産を保有せず、サービスやコンテンツ提供を通じて収益を上げるビジネスモデルを指します。DX推進部だけでなく、各部署が連携してデータを分析・活用するためには、全社員のデジタルリテラシー向上が必要と判断されました。
■プログラムの構成
「MEDiA」プログラムは、大きく5つのカテゴリで構成されており、それぞれ基礎、実践、発展編に分かれています。例えば、「ステップ1」ではデジタルマーケティングの基礎を学ぶことができます。
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