売り方2026/10/9
ワークマン、暑さ・寒さ対策から日常の「寒暖差」へ提案拡張 新ウェアは初年度24億円目標
結論(先に要点)
ワークマンは「何を」「なぜ買うか」の軸を広げ、暑さ・寒さへの対策に加えて日常の寒暖差に対応するウェアを投入した。「XShelter “快適断熱” Σ」は外気温5~30℃への対応を想定し、年間約8カ月の需要を見込む。初年度の販売目標は70万点、売上高24億円。価格の安さだけでなく、温度変化への対応機能を成長領域に据える。
この記事のポイント
- 外気温5~30℃という25℃の温度差への対応を想定。
- 厚さ0.45ミリの断熱素材を採用。
- 遮熱、UVカット、断熱、気化冷却、保温、透湿、速乾など25の機能を搭載。

暑さ・寒さに加え、日常の寒暖差を提案
ワークマンは、機能性ウェア「XShelter(Xシェルター)」シリーズに「XShelter “快適断熱” Σ(シグマ)」を新たに投入した。従来のXShelterは「暑さ」と「寒さ」という両極端の気象への対応を軸としていたが、今回は朝晩と日中、屋外と電車内などの日常的な寒暖差に着目した。
背景には暖冬傾向があり、厳しい防寒が必要な日が限られる一方、生活の中で温度差に直面する機会は多い。同社は寒暖差への対応を新たな成長領域と位置付け、年間約8カ月の需要を見込んでいる。
Σの機能と販売目標
- 外気温5~30℃という25℃の温度差への対応を想定。
- 厚さ0.45ミリの断熱素材を採用。
- 遮熱、UVカット、断熱、気化冷却、保温、透湿、速乾など25の機能を搭載。
- フーディやスーツ、ワークウェアなど13アイテムを展開。
- 初年度の販売目標は70万点、売上高24億円。
同社はΣを今後の主力商品として育成する方針だ。10月7日の「過酷ファッションショー」では、異なる気象環境を再現しながら商品を披露した。
1000円高い商品にも需要
リカバリーウェア「MEDIHEAL COSMOS」(メディヒールコスモス)は、10~25℃の温度変化への対応を打ち出している。従来の主力商品より1000円高い2900円ながら、10月7日の発表会時点で同社のリカバリーウェア販売ランキング1位となった。
同商品は就寝中など数時間で室温が変化する場面を想定し、衣服内の温度変化を抑えて快適性を保ちやすくすることを狙う。同社はこの販売実績から、安さだけでなく寒暖差に対応する機能自体にも需要があるとみている。
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