取り組み2026/10/11
ワークマン、一般客へ商品領域を拡大する一方で現場作業員向けの商品・売り場を再び強化
結論(先に要点)
ワークマンは「誰に」「何を」の軸を、作業服中心から一般客向けの普段着などへ広げる一方、現場作業員向けの商品・売り場を再強化している。女性向け衣料や子ども服、ランドセルまで扱い、テレビCMなども展開。常連客から作業服の取り扱い継続を不安視する声が寄せられ、「ワーク強靭化」を進めてきた。
この記事のポイント
- リカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」や断熱ウェア「XShelter(Xシェルター)」がヒットした。
- 2026年には、タレントを起用したテレビCMや、サンリオをはじめとするIPとのコラボなど、従来はあまり見られなかった施策を展開している。
- Workman Colorsでは、男性向けのベーシックな普段着を強化している。

一般客向けに対象と商品を拡大
ワークマンは、より大きな市場を求め、作業服専門店から女性向けの普段着、子ども服、ランドセルまで商品領域を広げてきた。一般客向け市場への展開を本格化させた転機の一つが、2018年に立ち上げた「WORKMAN Plus」だ。作業服で培った機能性や低価格を生かし、アウトドアやスポーツ、日常着としても使える商品を拡充した。
- リカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」や断熱ウェア「XShelter(Xシェルター)」がヒットした。
- 2026年には、タレントを起用したテレビCMや、サンリオをはじめとするIPとのコラボなど、従来はあまり見られなかった施策を展開している。
- Workman Colorsでは、男性向けのベーシックな普段着を強化している。
大手との競争方針も転換
かつて同社は「ユニクロに対抗すると負ける」として、大手アパレルとの直接競争を避けていた。近年は方針を転換し、2024年には土屋哲雄専務が、価格、機能、デザインの面で「ユニクロと真っ向勝負ができるようになった」と発言した。
常連客の不安と「ワーク強靭化」
大内康二社長によると、3~4年前には「ワークマンはどこに行った」といった声が多く寄せられた。「このまま作業服の取り扱いをやめるのではないか」と受け止める顧客もいたという。
同社はカジュアル化を進める一方、現場作業員向けの商品や売り場を改めて強化する「ワーク強靭化」を進めてきた。一般客の取り込みと並行して、従来の顧客に向けた商品・売り場も強化している。
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