ヤマハサウンドシステムが「DirectCloud」で10TBのファイルサーバーをクラウド移行
ヤマハサウンドシステムは、Windowsサーバーのサポート終了と本社移転を機に、約10TBのファイルサーバーをクラウドストレージ「DirectCloud」へ移行しました。ヤマハグループの厳しいセキュリティ基準を満たしつつ、従来の操作感を維持したまま全社での利用を実現。サーバー維持管理の負担とコスト削減、アクセスログによる管理強化などの効果を得ています。
この記事のポイント
- ヤマハグループのセキュリティ基準適合:二要素認証やIPアドレス制限など、グループの厳格なセキュリティ要件を満たし、迅速な問い合わせ対応も評価されました。
- DirectCloudドライブによる操作感の維持:Webブラウザベースのサービスと異なり、エクスプローラー(Windowsなどのファイル管理機能)と同様の操作感で利用できるため、現場の従業員がスムーズに移行できる点が重視されました。
- コストパフォーマンス:ユーザー数に依存しない料金体系と、約10TBという大容量に対応できる費用対効果が、従業員数の多い同社にとって大きな決め手となりました。

株式会社ダイレクトクラウドは、ヤマハサウンドシステム株式会社による法人向けクラウドストレージ「DirectCloud」の導入事例を公開しました。
導入の背景と目的
ヤマハサウンドシステムは、劇場やホールなどの音響システムを手掛ける企業です。同社が運用していたファイルサーバー(Windows Server 2012 R2)は2023年10月にサポート終了を迎え、また同時期に本社移転が計画されていました。これにより、オンプレミス(自社設置型)サーバーの維持が困難になることが課題でした。
音響システムの特性上、製品情報や図面、写真データなど長期保管が必要なデータは約10TBに達しており、これらのデータを安全かつ効率的に管理し、事業継続性を確保するため、クラウド移行を検討しました。
DirectCloud選定の決め手
3つのクラウドストレージサービスを比較検討した結果、以下の点が評価されDirectCloudが採用されました。
- ヤマハグループのセキュリティ基準適合:二要素認証やIPアドレス制限など、グループの厳格なセキュリティ要件を満たし、迅速な問い合わせ対応も評価されました。
- DirectCloudドライブによる操作感の維持:Webブラウザベースのサービスと異なり、エクスプローラー(Windowsなどのファイル管理機能)と同様の操作感で利用できるため、現場の従業員がスムーズに移行できる点が重視されました。
- コストパフォーマンス:ユーザー数に依存しない料金体系と、約10TBという大容量に対応できる費用対効果が、従業員数の多い同社にとって大きな決め手となりました。
導入効果
DirectCloudの導入により、以下の効果が得られました。
- 実機維持管理からの解放:サーバーの物理的な管理負担がなくなり、サーバー更改に伴う設備投資や維持管理コストが削減されました。
- 全社的なスムーズな移行:夏季休暇を利用したデータ移行後、全社員233名が一斉に利用を開始。従来のオンプレミスファイルサーバーと同様の操作感で利用できています。
- 管理体制の強化:アクセス権限が即時に反映され、フォルダごとの細かな権限設定が容易になりました。また、管理者画面からアクセスログ(ファイルの利用履歴)を追跡できるようになり、利用状況や操作履歴の把握が容易になりました。
今後の展望
ヤマハサウンドシステムは、現在DirectCloudをオンプレミスサーバーの代替として活用していますが、今後は社内に分散しているファイルの保管場所を集約していく方針です。また、技術系社員が現場に出ることが多くテレワーク利用も高いため、複合機でスキャンしたデータを社外の社員がDirectCloud上で受け取れる複合機連携の活用も検討しています。
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