事例2026/9/24
ヤマキシがAI活用で店舗業務を標準化し、人時売上高が最大110%向上
結論(先に要点)
福井県でスーパーセンターやホームセンターを展開するヤマキシが、株式会社シノプスのAIサービス「sinops-WLMS WORK」を10店舗に導入。店舗ごとの属人化や作業工数の把握困難という課題に対し、作業ログの取得・分析を通じて業務を標準化・見える化しました。その結果、人時売上高が前年比で最大110%向上し、現場の生産性向上と管理負担軽減を実現しています。
この記事のポイント
- シフト・スケジュールの属人化: 店舗ごとに管理方法が異なり、統一された基準がなかった。
- 作業工数の把握困難: 作業項目や基準が統一されておらず、全社的な作業工数を客観的に把握できなかった。
- 業務効率化の遅れ: 作業時間や進め方が各スタッフの裁量に委ねられ、標準時間が見えづらく、業務効率化や適正な評価が難しかった。

AIサービス導入の背景と課題
福井県および石川県でスーパーセンターやホームセンターを展開する「ヤマキシ」は、店舗への権限移譲を推進し、地域ニーズへの柔軟な対応を強みとしていました。しかし、その一方で以下のような課題を抱えていました。
- シフト・スケジュールの属人化: 店舗ごとに管理方法が異なり、統一された基準がなかった。
- 作業工数の把握困難: 作業項目や基準が統一されておらず、全社的な作業工数を客観的に把握できなかった。
- 業務効率化の遅れ: 作業時間や進め方が各スタッフの裁量に委ねられ、標準時間が見えづらく、業務効率化や適正な評価が難しかった。
これらの課題を解決し、業務の標準化・見える化、管理負担の軽減、現場の生産性向上を目指し、株式会社シノプスのシフト・作業スケジュール自動作成AIサービス「sinops-WLMS WORK(シノプス ワーク)」の導入に至りました。
導入後の取り組みと成果
「sinops-WORK」は、最適なシフトや作業スケジュール作成に加え、日々の「作業ログ」取得による継続的な改善サイクルが特徴です。
- 作業ログの記録: 従業員がスマートフォンから作業実績を入力し、日々の作業ログを記録する取り組みを開始。
- 現状把握と課題の可視化: 蓄積したデータの分析により、これまで見えづらかった「検品作業のルールが店舗ごとに異なる」といった課題を客観的に把握。
- 業務の標準化と最適化: 作業ログから発見された課題に基づき、全店共通の作業ルールへの統一や手順の標準化を推進。実態に基づいた無駄のない作業スケジュールと人員配置を実施。
この継続的な改善サイクルが機能した結果、計画時数の過剰が抑制され、人時売上高が前年比最大110%まで向上しました。
今後の展開
ヤマキシでは、この成果を足がかりに、発見された課題を解決するための作業ルールの統一や手順の標準化を全社的に進めています。
- 作業ログに基づく現状把握と分析を継続し、シフトと作業スケジュールの最適化を繰り返す改善サイクルを定着させ、総労働時数(働く時間の合計)の削減を目指す。
- レジ種別ごとの必要稼働台数(必要なレジ台数)の自動算出による計画的な応援体制の構築。
- シノプスの自動発注システムと連携した補充作業の効率化。
これらの施策を通じて、店舗全体の生産性向上を総合的に推進していく予定です。
参考リンク
- 元記事: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000103807.html
- sinops-WLMS製品サイト: https://wlms.sinops.jp/
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