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事例2026/8/20

マキアージュ、TikTok広告効果をMMMで検証し店舗売上への寄与を実証

結論(先に要点)

資生堂ジャパンのメイクアップブランド「マキアージュ」は、TikTok for Businessと共同で、過去2年間のTikTok施策に対しMMM(マーケティングミックスモデリング)を用いた効果検証を実施しました。これにより、ブランディング施策が店舗売上(オフライン売上)にどれだけ貢献しているかを定量的に証明することに成功。特にミッドファネル向けの広告メニュー「Brand Consideration」が高い投資対効果(ROAS)を示し、商材やクリエイティブによるROIの差異も明らかになりました。この分析は、デジタル広告の予算配分最適化に貢献します。

この記事のポイント

  • ソリューション面:
  • 認知から購買意欲向上へ繋ぐ「ミッドファネル」と呼ばれる層に向けた広告メニュー「Brand Consideration」が、特に高いROAS(投資対効果、広告費1円あたりの売上)とCPA(顧客獲得単価)のパフォーマンスを記録し、売上純増への大きな貢献が判明しました。
  • クリエイティブ面:
マキアージュ、TikTok広告効果をMMMで検証し店舗売上への寄与を実証

資生堂ジャパンのメイクアップブランド「マキアージュ」は、TikTok for Businessと連携し、従来のブランディング施策では効果検証が難しかった課題を解決するため、MMM(マーケティングミックスモデリング)という分析手法を用いてデジタル広告キャンペーンの効果を検証しました。

MMMによるブランディング施策の投資対効果の解明

認知度向上やブランドイメージ強化を目的としたブランディング施策は、これまで売上への直接的な貢献を数値で示すのが困難でした。しかし、今回のMMM分析(プロモーション投資データと市場トレンドを統計的に分析する手法)により、マキアージュのTikTok広告への投資が、実際に店頭でのオフライン売上にどれだけ影響を与えたかを定量的に証明できました。これは、事前の「肌感」(感覚的な予測)よりも高い影響度であることが明らかになりました。

分析から見えた具体的な効果と示唆

今回のMMM分析では、広告メニュー(ソリューション)、クリエイティブ(広告素材)、製品(商材)の3つの視点から、以下のような具体的な成果と示唆が得られました。

  • ソリューション面:
    • 認知から購買意欲向上へ繋ぐ「ミッドファネル」と呼ばれる層に向けた広告メニュー「Brand Consideration」が、特に高いROAS(投資対効果、広告費1円あたりの売上)とCPA(顧客獲得単価)のパフォーマンスを記録し、売上純増への大きな貢献が判明しました。
  • クリエイティブ面:
    • TikTokのアプリ起動時に全画面で音と共に表示される「TopView」のような、認知拡大を目的とした「アッパーファネル」向けの広告と、ブランド公式素材や第三者クリエイターによる素材を組み合わせることで、投資収益率(ROI)に明確な違いがあることが確認されました。
  • 商材面:
    • ファンデーションなどの「ベースメイク」と、アイカラーなどの「ポイントメイク」では、投資収益率(ROI)の変動が年ごとに異なる傾向を示しました。これにより、投資金額を増やした際の効果の限界点(飽和点)を把握し、将来的な予算配分の最適化に役立つ情報が得られました。

TikTok for Businessの武井氏は、この種の分析を一度で終わらせず、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を高速で回し続けることの重要性を強調しており、今後も継続的な支援を行う方針を示しています。

参考リンク

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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