取り組み2026/10/9
ベイコスメティックス、製造から海外の売り場開拓まで一括支援する化粧品輸出の取り組みを開始
結論(先に要点)
ベイコスメティックスは「どう売るか」「どこで売るか」を変え、国内製造から海外の薬事対応・売り場開拓まで一括支援する取り組みを始めた。自社ブランドで台湾ECの販売を試したうえで、国内工場と提携先の役割を分担。台湾を起点に香港や東南アジア、その先の北米へ支援を広げる方針を対談で示した。
この記事のポイント
- 国内工場:処方開発と製造を担当する。
- 提携先:現地の薬事対応、パッケージ、売り場の開拓を同社と進める。
- 展開地域:台湾から始め、香港や東南アジア、その先の北米へ広げる意向を示した。

製造と海外販売の準備をまとめて支援
ベイコスメティックスの早瀬本基社長は、コスマックスジャパンの魚在善社長との対談で、海外輸出の取り組み「BAYBRIDGE PROJECT(ベイブリッジプロジェクト)」を始めたと説明した。
日本のブランドが海外に出る際には、国ごとの規制に合わせた処方、薬事申請、現地向けのパッケージ、売り場の商談・確保が必要になる。同社はこれらをまとめて引き受ける形にした。
- 国内工場:処方開発と製造を担当する。
- 提携先:現地の薬事対応、パッケージ、売り場の開拓を同社と進める。
- 展開地域:台湾から始め、香港や東南アジア、その先の北米へ広げる意向を示した。
まず自社ブランドで台湾ECを試す
早瀬社長によると、最初は自社ブランドで海外販売を試した。シャンプー「emplir(アンプリール)」は、台湾最大手のECモール「momo購物網」のシャンプーカテゴリで、発売から2か月で売上ランキング1位を獲得した。美容液「CAPSULE SERUM」も、同モールの美容液カテゴリで1位になったという。
早瀬社長は、この経験を踏まえ、海外進出には商品力だけでなく、規制対応や販売先の確保など複数の壁があると説明している。
試験済みの中身を用意し、提案から納品へ
同社はOEM、つまり他社ブランドの製品を製造する事業でも、「売れるものから逆算して提案する」方針を取る。安定性試験と容器テストを済ませたバルク(容器に充填する前の化粧品の中身)を常に100個ほどストックし、顧客に提案している。
採用されたものは他社には出さず、事前に試験を済ませることで採用決定から納品までを速めていると説明した。記事には、記載の数値は取材当時のものとの注記がある。
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