売り方2026/10/3
ファーマバイオ、網膜疾患治療薬開発進捗とロート製薬との提携
結論(先に要点)
ファーマバイオ株式会社は、近視性網脈絡膜萎縮や新生血管型加齢黄斑変性などの眼疾患を対象とした再生医療等製品「PAL-222」(ヒト(同種)脂肪由来間葉系間質細胞シート)の開発を進めており、第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験で主要評価項目を達成しました。また、ロート製薬株式会社と国内独占販売契約や共同研究開発契約を締結し、再生医療分野における協業を強化しています。これらの活動を通じて、眼科領域の未だ満たされない医療ニーズへの貢献を目指しています。
この記事のポイント
- 近視性網脈絡膜萎縮を対象とした治験(PAMyCA試験)
- ヒト(同種)脂肪由来間葉系間質細胞シート「PAL-222」の第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験において、主要評価項目(治療の効果を判断するための主な指標)を達成しました。
- この治験は2023年3月16日に開始されています。

ファーマバイオ株式会社の事業進捗と提携状況
ファーマバイオ株式会社は、眼科領域における再生医療等製品の開発に注力しており、複数の眼疾患に対する治療薬の臨床試験を進めています。
■「PAL-222」の臨床試験状況
- 近視性網脈絡膜萎縮を対象とした治験(PAMyCA試験)
- ヒト(同種)脂肪由来間葉系間質細胞シート「PAL-222」の第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験において、主要評価項目(治療の効果を判断するための主な指標)を達成しました。
- この治験は2023年3月16日に開始されています。
- 新生血管型加齢黄斑変性を対象とした治験(PRESERVE試験)
- 既存治療に抵抗性を示す新生血管型加齢黄斑変性(目の奥の網膜に異常な血管が生じる病気)に対し、「PAL-222」の移植による第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験(治験)を2025年4月11日に開始しました。
■ロート製薬株式会社との協業
ファーマバイオ株式会社は、ロート製薬株式会社と再生医療分野における複数の提携を進めています。
- 国内独占販売契約
- 開発中の再生医療等製品「PAL-222」について、ロート製薬株式会社との国内独占販売契約を締結しました(2026年9月30日)。
- 共同研究開発契約
- 「近視性網脈絡膜萎縮患者に対するヒト(同種)皮下脂肪組織由来間葉系幹細胞シート(PAL-222)」に関する共同研究開発契約を2023年7月26日に締結しました。
- より広範な共同研究契約も2024年1月9日に締結しています。
- 細胞シート製造機器・資材の共同開発
- 「細胞シート」の製造に必要な機器や資材についても共同で開発を進めています(2022年12月12日)。
これらの取り組みは、未だ有効な治療法が限られている眼疾患に対する新たな選択肢を提供し、患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献することを目指しています。
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