事例2026/9/23
トイファクトリー、業務用車両「MARU MOBI」と水不要トイレ「clesana」3製品でフェーズフリー認証を取得
結論(先に要点)
キャンピングカーメーカーのトイファクトリーは、多目的モビリティ「MARU MOBI」と水不要トイレ「clesana C1ポータブルスリム」「clesana X1」の計3製品でフェーズフリー認証を取得しました。特に「MARU MOBI」は業務用車両として日本初の認証事例です。これらの製品は、日常使いだけでなく、災害時にも役立つ「フェーズフリー」の考え方に基づき開発されており、能登半島地震や熊本地震の被災地支援でも活用実績があります。平常時と災害時の両方で機能する製品の実用性が高く評価されています。
この記事のポイント
- MARU MOBI(マルモビ)
- トヨタ/ハイエースをベースにした多目的防災車両です。
- 脱着式のシートや家具、トイレを用途に応じて組み替え可能で、高い汎用性があります。

トイファクトリーが3製品でフェーズフリー認証を取得
株式会社トイファクトリーは、マルチパーパスモビリティ「MARU MOBI」と、水を使わないトイレ「clesana C1ポータブルスリム」「clesana X1」の計3製品でフェーズフリー認証を同時取得しました。このうち「MARU MOBI」は、業務用車両として日本初のフェーズフリー認証製品です(2026年9月認証取得時点、一般社団法人フェーズフリー協会調べ)。
■フェーズフリーとは
「フェーズフリー」とは、日常時(平常時)と非常時(災害時)を分け隔てなく考え、普段から使っているものが災害時にも役立つという考え方です。
■認証取得製品の概要
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MARU MOBI(マルモビ)
- トヨタ/ハイエースをベースにした多目的防災車両です。
- 脱着式のシートや家具、トイレを用途に応じて組み替え可能で、高い汎用性があります。
- 平常時の活用例: 地域活動、移動手段、会議室、イベント拠点、仮設トイレ設備など。
- 災害時の活用例: 支援活動、人員・物資輸送、救護室、防災拠点、トイレカーなど。
- 能登半島地震や熊本地震の被災地支援でも活用されました。
- フェーズフリー認証審査委員からは、工具を使わずに車内構成を変更できる可変性が評価され、日常の業務効率と非常時の対応力が両立しているとされています。
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clesana C1ポータブルスリム
- 水や化学薬品を使わず、排せつ物をフィルムで衛生的に密閉処理できる次世代トイレです。
- コンセントに差し込むだけで使用でき、設置場所の移動も容易です。
- 特徴: 水不要、臭いや液体漏れ防止、処理後のパックは家庭ごみとして廃棄可能。
- 平常時の活用例: 移動事務所、屋外仮設トイレ、医療機関、介護施設など。
- 災害時の活用例: 避難所、災害支援現場でのトイレ、車に載せてトイレカーとしても活用。
- フェーズフリー認証審査委員からは、給排水工事不要で衛生的な環境を提供できる点や、日常から災害時まで排泄環境と利用者の尊厳を支える点が高く評価されています。
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clesana X1
- コンパクトに保管でき、持ち運んで使えるモバイルタイプの水不要トイレです。
- 使用時は本体を伸ばして座れる高さを確保し、保管時は省スペースで収納可能です。
- 特徴: 積み重ねて保管できるため、企業や自治体のBCP対策、防災備蓄に適しています。
- 活用例: 車中泊、アウトドア、オフグリッド環境、外出先での利用、災害備蓄品。
- フェーズフリー認証審査委員からは、使用ごとに排泄物を密閉し、臭気や衛生面、処理時の心理的負担を軽減する点、日常の尊厳と介助のしやすさが非常時の衛生と安心につながる点が評価されています。
■導入事例
- 令和8年熊本地震での支援: clesana10台と約3万回分の消耗品、MARU MOBI1台を貸与し、被災地のトイレ不足解消や休憩・仮眠スペースとして活用されました。
- 岐阜県庁: 防災備蓄としてclesana C1ポータブルスリムおよびX1を導入。
- ATグループ(愛知トヨタ): 企業BCP強化のためclesana C1ポータブルスリム8基を導入。
これらの製品は、キャンピングカー製造で培った技術とノウハウを活かし、「遊び」の提案から防災車両や災害支援へと展開するトイファクトリーの企業思想とフェーズフリーの考え方が合致した結果として認証されました。
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