テラ・ラボ、熊本地震の「共通状況図(COP)」を公開し迅速な災害対応を支援
テラ・ラボは、熊本地震への対応として、航空機とドローンで取得した観測データを統合した「共通状況図(Common Operational Picture:COP)」を災害対応関係機関向けに公開しました。これにより、被災状況の全体像を地理情報システム(GIS)上で一元的に可視化し、災害対応機関の迅速な意思決定を支援します。特に、大規模災害時に情報が不足しがちな地域でも、広域・詳細な観測データを提供することで、救助活動や復旧活動の効率化を目指します。
この記事のポイント
- 現地からの情報や報道が被害の大きい地点に集中しがちで、被災地域全体の状況把握に時間がかかる。
- 被害が甚大であるにも関わらず情報が不足する地域では、救助活動や復旧活動に必要な情報が十分に共有されない。
- 航空機による広域計測オルソデータ(約22cm/画素)

航空機・ドローン・GISを活用し、災害対応関係機関の迅速な意思決定を支援
株式会社テラ・ラボは、熊本地震への対応として、山田商会ホールディング、JUIDA-D³と連携し、航空機およびドローンによる観測データを統合した「共通状況図(Common Operational Picture:COP)」を公開しました。
■共通状況図(COP)とは
COPは、被災地域全体の状況を地理情報システム(GIS)上で一元的に可視化し、災害対応に必要な情報を迅速に共有することを目的としたシステムです。
■災害対応における課題とCOPの解決策
大規模災害発生時には、以下の課題があります。
- 現地からの情報や報道が被害の大きい地点に集中しがちで、被災地域全体の状況把握に時間がかかる。
- 被害が甚大であるにも関わらず情報が不足する地域では、救助活動や復旧活動に必要な情報が十分に共有されない。
テラ・ラボはこれらの課題に対し、航空機とドローンによる広域かつ詳細な観測データを組み合わせ、GIS上で統合することで、災害対応関係機関が共通の情報を共有できる環境を構築しました。
■今回公開されたCOPの概要
公開されたCOPには、以下の情報が統合されています。
- 航空機による広域計測オルソデータ(約22cm/画素)
- 航空機による高精度オルソデータ(約7cm/画素)
- 道路、橋梁、河川など主要インフラの被害情報
これらの情報をGIS上で一元管理することで、被害状況を面的かつ時系列で把握できる情報基盤を提供しています。
■COP活用のメリット
COPを活用することで、災害対応において以下の支援が可能になります。
- 被害の全体像を迅速に把握
- 重点調査エリアの選定
- 捜索・救助活動の支援
- 道路啓開・応急復旧の支援
- 災害査定資料の作成支援
- 関係機関間の情報共有
■今後の展開
テラ・ラボは、今後も航空機およびドローンによる新たな観測データをCOPへ継続的に反映し、被害状況の更新を行います。また、国、地方自治体、消防、警察、自衛隊、インフラ事業者など災害対応関係機関への情報提供を進め、必要に応じて一般公開可能な情報も順次公開していく予定です。
参考リンク
- 元記事: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000034117.html
- 令和8年度熊本地震テラ・ラボ広域災害対策情報支援システム: https://terra-labo.net/portal/apps/mapviewer/index.html?webmap=59068b45c4fd4189811b1bf82955ec3f
- 株式会社テラ・ラボ: https://terra-labo.jp/
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