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事例2026/8/24

チケット即完売「どこか奇妙な職業体験」に学ぶ、口コミを生む“私だけが気づいた”体験設計

結論(先に要点)

即完売する体験型イベント「どこか奇妙な職業体験」シリーズは、参加者が「私だけが気づいた」と感じるようなUX(ユーザー体験)設計により、熱量の高い口コミを自然発生させています。このイベントは、架空の世界とリアルな職業体験を組み合わせ、特に『根津一軒家清掃』では実在する一軒家を舞台に、場所の持つ文脈を最大限に活かすことで高い没入感を生み出しています。ホラーを避け「絶妙な奇妙さ」を追求することで、幅広い層が安心して楽しめる体験を提供している点が成功の鍵です。

この記事のポイント

  • 実在する一軒家を舞台に: 劇場の美術セットではなく、東京・根津に実在する一軒家を丸ごと舞台にしています。これにより、美術セットでは作り出せない「誰かが長い間暮らしていた生活の匂い」というリアリティが生まれます。
  • 場所からの逆算: ストーリーを先に考えるのではなく、まず実在する一軒家ありきで、その場所の空気感を100%活かせる設定として「家事代行の清掃員」という物語を逆算して作られています。これにより、現実と虚構が地続きになったような体験が提供されます。
  • 少人数制: 1回あたりの定員を10人ほどに絞ることで、参加者は他人の目を気にせず、本当に誰もいない空間に放り出されたような感覚を味わい、瞬時に物語の主人公へと没入できます。
チケット即完売「どこか奇妙な職業体験」に学ぶ、口コミを生む“私だけが気づいた”体験設計

没入型イベント「どこか奇妙な職業体験」とは

近年、ドラマや映画を「観る」だけでなく、自らが物語の主人公として「参加する」イマーシブ(没入型)体験イベントが注目されています。その中でも、チケットが発売直後に即完売するほどの人気を誇る体験型イベントシリーズが『どこか奇妙な職業体験』です。

このイベントは、クリエイターのきださおり氏が手掛けており、累計1万5000人以上を動員しています。シリーズの特徴は「不思議なフィクションの世界」と「実在しそうなリアルな職業体験」を組み合わせている点にあります。

『根津一軒家清掃』の没入感の秘密

シリーズの一つである『根津一軒家清掃』は、参加者が家事代行の清掃員として誰もいない一軒家に派遣され、掃除をしながら物語の当事者になっていく体験型イベントです。このイベントが高い没入感を生み出す秘密は以下の通りです。

  • 実在する一軒家を舞台に: 劇場の美術セットではなく、東京・根津に実在する一軒家を丸ごと舞台にしています。これにより、美術セットでは作り出せない「誰かが長い間暮らしていた生活の匂い」というリアリティが生まれます。
  • 場所からの逆算: ストーリーを先に考えるのではなく、まず実在する一軒家ありきで、その場所の空気感を100%活かせる設定として「家事代行の清掃員」という物語を逆算して作られています。これにより、現実と虚構が地続きになったような体験が提供されます。
  • 少人数制: 1回あたりの定員を10人ほどに絞ることで、参加者は他人の目を気にせず、本当に誰もいない空間に放り出されたような感覚を味わい、瞬時に物語の主人公へと没入できます。

「安心して騙される」ための設計

『根津一軒家清掃』は「奇妙な違和感」がテーマですが、ホラーのような「恐怖」で人を驚かせるものとは一線を画しています。企画者自身がホラーが苦手なため、絶叫マシンやホラーが苦手な人でも「少しだけ勇気を出して一歩踏み込んでみたくなる」ような、絶妙な奇妙さを狙って設計されています。

この「奇妙な違和感」と「リアルな体験」が融合することで、参加者は「私だけが気づいた」という感覚を抱きやすく、それが熱量の高い口コミへと繋がり、イベントの話題化を促進しています。

参考リンク

https://www.advertimes.com/20260824/article554425/

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藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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