事例2026/9/17
ダニロ・カイミとヒカルド・バセラール、新曲「空から消えた水」発表
結論(先に要点)
ブラジルの著名ミュージシャン、ダニロ・カイミとヒカルド・バセラールが、新曲「A Água Que Faltou no Céu(空から消えた水)」を9月17日に各配信プラットフォームでリリースします。この楽曲は、ブラジル北東部の歴史上の「カンガッソ」(武装盗賊団)をテーマにした新アルバム『Volta Seca - Canções do Cangaço』に先駆けて発表されるもので、カンガセイロ(盗賊団メンバー)の歌声を通じて、現地の文化や歴史的背景を現代に伝える意図があります。9月18日にはミュージックビデオも公開予定です。
この記事のポイント
- ランピオンとカンガッソ: ランピオンは「カンガッソの王」と呼ばれ、当時の社会問題や権威主義に対抗した武装盗賊を代表する人物でした。「カンガッソ」は武装盗賊団の総称で、「カンガセイロ」はメンバーを指します。
- ヴォルタ・セッカの再評価: ヴォルタ・セッカは、わずか11歳でギャングに加わり、ランピオンの歌やアコーディオンの音色を耳にした作曲家でもありました。
- シングル「A Água Que Faltou no Céu」

ブラジル音楽の巨匠による新作発表
ブラジルの著名なミュージシャン、ダニロ・カイミ氏とヒカルド・バセラール氏が、コラボレーションによる新曲「A Água Que Faltou no Céu(ア・アグア・ケ・ファルトウ・ノ・セウ/和訳:空から消えた水)」を2026年9月17日に各配信プラットフォームでリリースします。このシングルは、両氏が初めてタッグを組んだ新アルバムの発表に先駆けて公開されるものです。
歴史的背景を持つ「カンガッソ」をテーマに
新曲および新アルバムのテーマは、ブラジル北東部に深く根ざした「カンガッソ」と呼ばれる武装盗賊団の歴史です。特に、19世紀末から20世紀前半にかけて活動した伝説の盗賊ランピオンが率いたギャング団の一員、「ヴォルタ・セッカ」ことアントニオ・ド・サントスの楽曲を、音楽的・歴史的に再評価する取り組みの一環です。
- ランピオンとカンガッソ: ランピオンは「カンガッソの王」と呼ばれ、当時の社会問題や権威主義に対抗した武装盗賊を代表する人物でした。「カンガッソ」は武装盗賊団の総称で、「カンガセイロ」はメンバーを指します。
- ヴォルタ・セッカの再評価: ヴォルタ・セッカは、わずか11歳でギャングに加わり、ランピオンの歌やアコーディオンの音色を耳にした作曲家でもありました。
新アルバムとシングル詳細
- シングル「A Água Que Faltou no Céu」
- リリース日: 2026年9月17日
- 特徴: 新アルバム内で唯一、ヴォルタ・セッカによる楽曲ではない新曲です。ダニロ・カイミ、ヒカルド・バセラール、そして作曲家ルイス・リマ・ヴェルデの共作で、海を見たことがないカンガセイロの姿から着想を得ています。
- ミュージックビデオ: 9月18日にガブリエル・ラジェ監督によるMVがYouTubeで初公開されます。
- 新アルバム『Volta Seca - Canções do Cangaço(ヴォルタ・セッカ――カンソインス・ド・カンガッソ/和訳:ヴォルタ・セッカ――カンガッソの歌)』
- 配信開始日: 2026年10月16日
- 内容: ヴォルタ・セッカが約50年前に発表したレコード『Cantiga de Lampião』の楽曲に現代的な解釈を加えたもので、1957年のヴォルタ・セッカのアルバムからインスピレーションを得ています。
- 収録曲例: 「Mulher Rendeira」、「Acorda Maria Bonita」、「Escuta Donzela」など。
■アーティスト プロフィール
- ダニロ・カイミ: ミュージシャン、歌手、作曲家、編曲家。トム・ジョビンのバンド「Banda Nova」のメンバーでもあり、ブラジル音楽界を代表するドリヴァル・カイミの息子です。「Andança」や「Casaco Marrom (Bye Bye, Ceci)」などのヒット曲を手がけています。
- ヒカルド・バセラール: ピアニスト、作曲家、プロデューサー。ジャスミン・ミュージックレーベルを設立し、ブラジルで重要なレコーディングスタジオのオーナーでもあります。リオのグループ「ハノイ・ハノイ」のメンバーとして活躍し、ソロとしても多くの著名アーティストと共演。2024年には日本国内8か所でライブを開催しました。
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