事例2026/8/13
タペストリー・インク、2026年度第4四半期と通期業績を発表
結論(先に要点)
タペストリー・インクは、2026年度第4四半期および通期の業績が大幅な増収増益を達成し、インベスター・デイで発表した長期財務目標を2年前倒しで達成したと発表しました。コーチブランドの好調やAmplify成長戦略の推進が寄与し、新規顧客の獲得、特にZ世代の取り込みが加速しました。株主還元として、配当金の16%増額と自社株買いにより17億ドルを還元し、2027年度も継続的な成長を見込んでいます。
この記事のポイント
- 4Q: 19億ドル(前年同期比9%増)。コーチが15%成長(恒常通貨ベースで14%増)に貢献。
- 通期: 80億ドル(前年同期比14%増)。コーチが24%成長(恒常通貨ベースで23%増)に牽引。
- 利益率: 4Qおよび通期ともに売上総利益率と営業利益率が拡大し、当初の見込みを上回る達成となりました。

2026年度業績ハイライト:長期目標を前倒し達成
タペストリー・インクは、2026年度第4四半期(4Q)および通期の業績を発表し、インベスター・デイで掲げた長期的な財務目標を2年前倒しで達成したことを明らかにしました。特にコーチブランドが好調で、全体業績を牽引しました。
■2026年度第4四半期および通期の実績
- 収益(売上):
- 4Q: 19億ドル(前年同期比9%増)。コーチが15%成長(恒常通貨ベースで14%増)に貢献。
- 通期: 80億ドル(前年同期比14%増)。コーチが24%成長(恒常通貨ベースで23%増)に牽引。
- 利益率: 4Qおよび通期ともに売上総利益率と営業利益率が拡大し、当初の見込みを上回る達成となりました。
- 希薄化後EPS(1株当たり利益):
- 4Q: 非GAAPベースで1.32ドル。
- 通期: 非GAAPベースで7.05ドル。
Amplify成長戦略の推進と顧客獲得
タペストリー・インクは、以下の4つの柱に焦点を当てた「Amplify成長戦略」を進展させました。
- 消費者とのエモーショナルなつながりを構築
- ファッションの革新性と製品の卓越性を向上
- 魅力的なエクスペリエンスを提供しグローバルな成長を推進
- 人材の力を最大化
この戦略の結果、以下の成果が得られました。
- 新規顧客獲得の加速: 2026年度4Qに250万人超、通期で約1,100万人の新規顧客を獲得。その約35%がZ世代でした。
- 主力製品の成長: 特にレザー製品が大幅に成長し、コーチのハンドバッグは平均小売単価が10%台半ば増加しました。
- 地域別の市場シェア獲得:
- 北米: 4Q 7%増収、通期 15%増収。
- ヨーロッパ: 4Q 19%増収、通期 23%増収。
- APAC(アジア太平洋地域)全体: 4Qおよび通期ともに19%増収。特に中国は4Q 28%増収、通期 35%増収。
- コーチブランドは2026年度の全四半期で2桁台の増収を達成しました。
- D2C(Direct to Consumer)チャネルの好調: 4Q 11%増収、通期 16%増収。デジタルは4Q 1桁台半ば、通期 10%台後半の増収でした。実店舗も好調に推移しました。
株主還元プログラム
タペストリー・インクは、2026年度中に配当金の支払いと自社株買戻しプログラムにより合計17億ドルを株主に還元しました。取締役会は配当金の16%増加を承認し、2027年度中にも約17億ドルの株主還元を予定しています。
2027年度の業績見通し
2027年度については、以下の見通しを発表しました。
- 収益: 84億ドルから85億ドルの範囲(1桁台半ばの成長)。
- 営業利益率: 前年比約50ベーシスポイント(0.5%ポイント)拡大。
- 希薄化後EPS: 7.80ドルから7.90ドルの範囲(2桁台前半の成長)。
これらの見通しは、2025年9月のインベスター・デイで発表した長期的なコミットメントに合致しています。
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元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000166660.html
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