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ツール2026/8/18

ゼブラが「Shimauma Lab.」始動、「書く」とデジタルで新価値創造へ

結論(先に要点)

筆記具メーカーのゼブラが、筆記行為とデジタル技術を組み合わせた新ブランド「Shimauma Lab.(シマウマラボ)」を本格始動しました。これは、2016年から行われてきた「手書きの価値追求」研究の成果を社会に実装するためのものです。独自のセンサー搭載ペン「Kakulog」で筆記データを可視化し、パーキンソン病診断や探究学習など幅広い分野での活用を目指します。これにより、アナログな「書く」行為に新たな可能性をもたらします。

この記事のポイント

  • 2016年: 「手書きの価値の追求」をテーマに、研究部門内で1名体制で研究を開始しました。
  • 研究内容: 筆記中の脳活動の計測、センサー基板の試作、筆記データを取得できるペンの開発など、研究領域を段階的に拡大しました。
  • 2021年: 新技術チームを発足させ、教育や健康など複数の分野での研究を本格化させました。
ゼブラが「Shimauma Lab.」始動、「書く」とデジタルで新価値創造へ

ゼブラが「Shimauma Lab.」始動、「書く」とデジタルで新価値創造へ

筆記具大手のゼブラは、2026年8月17日に「Shimauma Lab.(シマウマラボ)」という新ブランドを本格的に始動しました。このブランドは、「書く」という行為にデジタル技術を組み合わせることで、新しい価値を生み出すことを目指しています。

2016年から始まった研究の歩み

ゼブラは1897年の創業以来、約130年にわたり筆記具を通じて「書く」ことの可能性を探求してきました。

  • 2016年: 「手書きの価値の追求」をテーマに、研究部門内で1名体制で研究を開始しました。
  • 研究内容: 筆記中の脳活動の計測、センサー基板の試作、筆記データを取得できるペンの開発など、研究領域を段階的に拡大しました。
  • 2021年: 新技術チームを発足させ、教育や健康など複数の分野での研究を本格化させました。
  • 2024年: 研究開発の成果を製品やサービスとして提供できる体制を整備しました。
  • 2025年2月: 社内研究開発プロジェクト「kaku lab.(カクラボ)」として、センサー内蔵ペン「T-Pen」をNTマイクロシステムズ、インタラクティブラボラトリーと共同で開発・発表しました。このペンは、9軸センサーでペンの角度、速度、筆圧を検知し、紙への筆記だけでなく、XR空間(現実世界と仮想世界を融合した空間)への「空中書き」も可能にする技術です。

新ブランド「Shimauma Lab.」のロゴに込められた意味

今回初公開されたブランドロゴは、シマウマの縞模様をモチーフにしています。一頭ごとに異なるシマウマの縞模様のように、「書く」行為にも一人ひとり異なる個性的なパターンがあるという考えに基づいています。このロゴは、個々の「書く」ことと向き合い、アナログとデジタルを融合させて新しい価値を形にしていくというブランドの姿勢を表現しています。

ゼブラは、このロゴ発表に先立つ2026年4月21日には、企業のコーポレートスローガン(企業が目指す方向性を示す短い言葉)も約20年ぶりに「かく、その先のこと。」に刷新しています。

センサー搭載ペン「Kakulog」で筆記データを可視化

「Shimauma Lab.」の中核を担うのが、独自開発のセンサー搭載ペン「Kakulog(カクログ)」です。これは、以前発表された「T-Pen」の名称を変更したものです。

  • 機能: 「Kakulog」は、書いているときの速度、角度、筆圧、時間といった筆記データを取得できます。
  • 接続性: Bluetooth(近距離無線通信技術)を使って各種デバイスと接続することで、筆記のプロセスを可視化し、デジタル空間と連携させることが可能です。
  • 汎用性: 通常のボールペンやシャープペンと同じように、紙に書くこともできます。

これらの技術は、パーキンソン病の診断や、学校での探究学習(生徒が自ら問いを立てて課題解決に取り組む学習方法)など、様々な分野での社会貢献を目指しています。

参考リンク

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運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

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