売り方2026/9/18
スタートアップ「MNTSQ」のマーケティング戦略:目指す姿を発信し信頼を築く
結論(先に要点)
リーガルテック企業MNTSQ(モンテスキュー)は、企業ビジョン「すべての合意をフェアにする」を掲げ、企業の契約業務プラットフォーム「MNTSQ CLM」を提供しています。同社は独自の生成AIと法律事務所のノウハウを組み合わせ、契約書の作成から管理まで一貫して支援。国内上場企業の約4割が利用する実績を持ち、マーケティング部を発足してリード獲得やブランディング、リード育成に力を入れ、YouTube広告やOOH広告で積極的に情報発信し、信頼醸成を図っています。
この記事のポイント
- 主要顧客: 膨大な数の契約書を審査し、業務効率化に課題を持つエンタープライズ企業(大企業)。
- 利用実績: 国内上場企業の売上トップ100社のうち、約40社が「MNTSQ CLM」を利用しています。
- 利用部署: 法務部門が中心ですが、事業部門などの関連部署へも顧客層を広げています。

リーガルテック企業MNTSQ(モンテスキュー)の概要
リーガルテック企業MNTSQ(モンテスキュー)は、2018年に設立されました。従業員数は2026年6月末時点で125名です。企業ビジョンとして「すべての合意をフェアにする」を掲げ、企業向け契約業務プラットフォーム「MNTSQ CLM」の開発・提供を主な事業としています。
MNTSQ CLMの特長と顧客
MNTSQ CLMは、法律事務所のノウハウと独自の生成AI(人工知能)を組み合わせ、契約書の作成、審査、管理、そしてナレッジ化(知識として蓄積し活用できるようにすること)までを一貫して支援するサービスです。
創業のきっかけは、代表取締役の板谷隆平氏(弁護士)が感じた「契約書の分かりにくさ」や「フェアではない契約実態」への課題意識でした。
- 主要顧客: 膨大な数の契約書を審査し、業務効率化に課題を持つエンタープライズ企業(大企業)。
- 利用実績: 国内上場企業の売上トップ100社のうち、約40社が「MNTSQ CLM」を利用しています。
- 利用部署: 法務部門が中心ですが、事業部門などの関連部署へも顧客層を広げています。
- プロダクトの進化: 契約書のリスク検知だけでなく、ビジネス背景や過去の経緯に基づいて法務AIが修正提案する機能が特に好評です。
競合との差別化ポイント
MNTSQのマーケティング部部長である岡本祐介氏は、リーガルテック市場は2020年頃が「元年」とされ、現在は一次ブームが落ち着いた段階にあると分析しています。競合他社のサービスが単一の契約書レビューに強みを持つことが多いのに対し、MNTSQは以下の点で差別化を図っています。
- 過去の知見の活用: 過去に締結した契約や、企業独自の基準(自社基準)を法務AIに学習させることで、その企業特有のビジネス背景に合わせた契約書レビューが可能です。
マーケティング戦略
約1年半前に発足したマーケティング部では、以下の活動に取り組んでいます。
- リード獲得: 商談のきっかけとなる見込み客の獲得。
- ブランディング: 企業のブランドイメージを高める活動。
- リード育成: 獲得した見込み客を顧客へと育てる活動。
■具体的な広告展開
- 2026年6月: YouTube広告を配信。
- 2026年7月: タクシー広告、東京駅・大手町周辺を中心としたOOH広告(Out Of Home広告、屋外広告や交通広告など)を展開。
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