実例集一覧
キャンペーン2026/8/17

シャープ、約30年ぶり家電デザイン展開催 背景に「デザインの価値」伝える切実な思い

結論(先に要点)

シャープが、約30年ぶりとなる自社製品のデザインに特化した展覧会「シャープデザインのまなざし展」を2026年8月17日から開催しています。この展示会は、普段の製品発表では伝わりにくいデザインの工夫や「情緒的な価値」を生活者に直接伝えることを目的としており、完成品だけでなく試作機や開発資料も公開。テレビのデザイナーが「テレビのデザインってどこをデザインするの?」という問いに苦悩していた背景も明かされ、デザインの真価を発信したいという切実な思いが込められています。

この記事のポイント

  • 開催期間: 2026年8月17日~28日
  • 会場: GOOD DESIGN Marunouchi(東京・千代田)
  • テーマ: 「そのまなざしに、ヒミツあり。」
シャープ、約30年ぶり家電デザイン展開催 背景に「デザインの価値」伝える切実な思い

シャープは、2026年8月17日から「シャープデザインのまなざし展」を開催しています。この展覧会は、約30年ぶりにデザインに特化して行われるもので、家電のデザインに込められた「見えない価値」を伝えることを目的としています。

展覧会の概要

  • 開催期間: 2026年8月17日~28日
  • 会場: GOOD DESIGN Marunouchi(東京・千代田)
  • テーマ: 「そのまなざしに、ヒミツあり。」
  • 展示内容: 洗濯機、テレビ、ドライヤー、トースター、掃除機の5製品。完成品に加え、試作機や開発資料も公開。
  • 特徴: デザイナーが製品を観察する位置や姿勢を再現したパネルを設置し、来場者が同じ視点でデザインの意図を追体験できる構成。
  • 入場料: 無料、予約不要。
  • 目標来場者数: 約3000人。

開催の背景にある「デザインの価値」発信への思い

この展覧会は、製品の性能のように数値で語りにくい「デザインの価値」を、生活者に直接伝えたいというシャープの問題意識から生まれました。

  • デザインの伝わりにくさ: ブランド戦略本部 総合デザインセンター デザイン戦略グループ参事の和気琢哉氏は、製品の性能は数値で説明しやすい一方、デザインの良さは「語りにくかったり、語る場がなかったりする」と指摘。
  • デザインへの工夫: 完成品だけでは気づきにくい、デザイナーが観察を重ねて生まれた「なぜこの形になったのか」という工夫を、製品と開発過程を通じて伝えることを目指しています。
  • ブランド戦略の強化: 2025年12月に総合デザインセンターがブランド戦略本部の傘下に入り、デザインをコーポレートブランド価値向上につなげる動きが本格化したことが後押しとなりました。
  • 若手デザイナーの声: 若手デザイナーからは、機能性や使いやすさだけでなく、「情緒的な価値」にも時間をかけていることを「もっと発信したい」という声が上がっていました。
  • テレビデザイナーの苦悩: TVシステム事業本部 デザインスタジオの古井翔真氏は、友人から「テレビのデザインってどこをデザインするの?」と聞かれることがあり、家電量販店では画面以外の部分が商品説明のPOPで埋まり「画面しか見られないような状況」に苦悩していたと述べています。

参考リンク

#シャープ#展示会#デザイン#家電#マーケティング

運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

運営者プロフィールを見る